エコエコRX-8
これが。時々水素でロータリーをぶん回すという、次世代RX-8だ。
2005年10月22日、東京モーターショー初日。小雨がちで今一つ人の入りは多くない印象。場所は千葉幕張、ご近所には、これも日本シリーズ初日のマリンスタジアムがある。同居人(ヤーマン2号)の車関係のネット仲間の方々と待ち合わせたのだが、「エコカーの試乗会がある」と知った我々は、時間もなかったので失礼にも先に入場、会場の「ど」反対側の試乗サーキットへ急がして頂く。(ごめんなさいね)うちの現在の車は8だけ。目くるめくガソリン価格の高騰から逃れ、水素で走れる日はやって来るのか?
試乗メニューはこの水素ロータリーと燃料電池車、ハイブリッドカーの3種。もちろんロータリーの鬼であるヤーマン2号は他の車種には見向きもしない。(まー私も)結構並び、チケット配布所から一旦会場を出、長い遥かな陸橋をでーーっと渡った遠方にサーキットはあった。水素8は、見た目は塗装以外、市販の8とほとんど変わらない。(天井に謎の穴がある?)8のコーナーで待っていたのは、いかにも!それ好みそうなおにーさんばかりだ。やがてこちらにやって来る8。エンジン音は普通の8と大差ないが、尻からもうもうと吐いているのは排気ガス、ではなくて水蒸気である。(つまり湯気だ)いよいよ…
やっと我々の番が。ただし運転はさせてもらえません。係の解説員兼ドライバーがちゃんといる。乗り込んだら、内装も運転席のデザインも通常の8と全く変わらない。ただメーター類の右の外れに、青い光を発するボタンが。これを押すだけで水素とガソリンを切り替えられるのだという。簡単! 乗り心地は8とほぼ同じか、それよりも静か。途中でガソリン運転に切り替えてくれたが、ギャップはあまりなかった。水素スタンドで水素を入れて車を走らせるという、少し前までSFだった世界が現実に近付いているのだ。もっとも今の市販車を水素用に改造したら、買った方が安いくらいの値段になるという(^^)。
ついでに。これは会場内のMAZDAブースの目玉、次世代カー「先駆」の勇士だよん。(人だらけで、こんなアングルでしか取れませんでした)…見ただけでド肝を抜かれる、すげーデザインである。やはりエコカーらしいのだが、異様なまでにぬっぺりしたその長さ、ライトの極限までの小ささ、加えてこの色合い… まさに「洞窟で進化(目が退化?)したメナシウナギ」以外ではない。コンパニオンのおねーさんまで 銀色の、宇宙服のようなコスチュームだった。MAZDAはやっぱりSF志向なのかも。
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