クリスマスのおもひで
これは何かというと、とある近辺のお宅の電飾。毎年クリスマスが近付くと決行されるのだ。もうそんな季節なんですねえ。この家、どこが偉いかというと… 周り中の誰一人そんな事やってないにも関わらず、一軒だけ黙々とこれを続けらておられる所である。それもその筈、ここの周囲は一面真っ暗な田んぼで(^^)、マネしたくっても、如何せん他に家がないのだ。(そんな訳で目立つ目立つ)知らない方の個人宅なのでこれ以上の発言は控えるが、毎年感心して眺めさせて頂いている。
去年のクリスマスは、確か衝動的にブッシュ・ド・ノエルのケーキを焼き(注・同居人は甘い物が死ぬ程苦手)、それでも食い足りず翌日フルーツケーキを焼いた。(重ねて注・同居人は甘い物が死ぬ程苦手) まー大半は自分の胃で処分したのだが… 今年はくたびれているので、多分そこまでやる根性はないと思う。焼かない時はコンビニのケーキで終わりである。子供のいない家庭ではあまりこういうイベントは関係ないものだ。でも、今時クリスマスは恋人同士がアレしてコレするイベントになっているので、結局肝心の子供は置き去りだったりする。なんだかなー、である。
そんな楽しいクリスマスを過ごせない人間も結構多いらしい。そこで私の青春時代の、最も悲惨だったクリスマスの思い出をひとつ。
…その年はバブル期で、私のいた下宿は地上げ屋に買い取られ、もうじき立ち退く事が決まっていた。立退き料として不動産屋にもらった金は5万ポッキリ。その最後の金を入れた財布を― 大馬鹿者の私は落としてしまった。クニに帰る事もできなくなった。バブルなクリスマスに世間が沸き立つその夜… 私は残った金を何に使うか考え、コンビニで「色のついた炎の出る発火剤」(クリスマスアイテム)を買い、薄暗い部屋の灰皿でそれをポーッと燃やしながら、一人膝を抱えて 「じんぐるべーる じんぐるべーる」…
わーはっはっはどーだ暗いだろう!(^^)コレを読めば大抵の孤独な人は、クリスマスに「ああ私ってなんて幸せ」と思えるに違いない。だからあえて書いてみた。コレを上回る方には何も言わないが…
今年は3パーセント程、Y○hooサンタさんに期待したんだが、結局20万円は持って来てくれなかった。とっても残念である。(何の事か分からない方は深く考えないで下さい)
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