君も泡立ててみないか
←先日焼いた、紅茶のシフォンケーキでやす(^^)。私だって、いつも社会とかの堅い事ばかり書いてる訳ではないのだぁ。以前焼いて、ぺちゃんこになった苦い経験から、ずっとリベンジを考えてたのだ。今度は大成功したのだ。嬉しいのだ。(^^)ぺちゃんこになった原因は、冷ます時上下そのまんまにしてたせいだと分かった。シフォンケーキは柔らかいから、引っくり返して冷まさないと自重で沈むんだね。でも、テレビのお菓子教室なんかで見ると、ちゃんとシフォン冷まし用の引っ掛け台みたいのを使っている。もちろんうちにはそんな立派なものはない。大体、シフォン用の蛇の目型が金属でなく、百円ショップの紙製の奴なので引っ掛けられないと思う… 仕方ないので、ちょうど直径が同じくらいのグラタン皿に端を引っ掛け、浮かせて伏せたの。これは成功!だったんだが、ちょっと蒸気がこもって水分が抜け切らなかったね。でも、それがまたシットリな感じで美味しかったので良しとする。知り合いの奥さんにおすそ分けしたら、喜んでなんと、お寿司を持って来てくれた。(注・お寿司屋に勤めてる人)そんなつもりじゃなかったので申し訳ないが…素直に嬉しい。(^^;)ゞ
昔から不思議に思ってるのだが、どうして日本の食文化では、こういう「ケーキ」や「パン」が発展しなかったのだろう? 麦は昔から作ってる筈なのに。練って煮るだけなんだもんな。もちろん小麦はそのまま水溶きして焼いたって美味くもなんともないけど、空気さえ含ませたら柔らかく、食べ易くなる。イースト菌が無かったら、卵を思い切り泡立てて混ぜれば膨らむわけだけど。卵も昔は高価だったからかな。…ちなみに、ケーキに使うメレンゲを泡立てるのは、電動の泡立て器がない限り、本当に体力仕事で大変である。実は夜始めたので、泡立てだけで夜中まで掛かってしまったのである。私は一応、電動ではないが、歯車式手動のちっとは楽できる泡立て器を持ってるので、どうにか作ろうという意欲が沸くが、こんなんふつーの(あの涙型の)泡立て器でやったら腕つります。夜、一人でゴリゴリ泡立て器を回してると、「昔の主婦もこうやって味噌すったりしてたのかな」などという考えが沸いた。昔の主婦は、家事だけで人生の時間の大半を消耗したから、不倫だの夜遊びだの子育て放棄だのをしてる暇は無かっただろう。人間の手間が減って余暇が出来た分、人間性が…上がらず下がっている気がする昨今。ひょっとして、そういう風に崩壊した家庭ではみんなで味噌すったりワラジ作ったりすれば一家まとまって仲良くならんかな?…そういう訳にもいかんか。
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