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2007年3月 7日 (水)

100円ショップの功罪。

Orangechiffon (^^)調子に乗ってオレンジシフォンケーキを焼いた。大成功。オレンジの香りが爽やかでうまい。…いや、実はこれ以前に一度しくじったのだ。紅茶シフォンのレシピで、紅茶をオレンジの絞り汁に替えたらそのままいけるだろー、とタカをくくって作ったら見事にしぼんだの。ジュースが多かったらしい。紅茶シフォンの場合、紅茶葉を入れるので、それが水分を吸う計算になってたのだな。仕方ないので、今回はネットでレシピを探して「そのとーりに」作りました。(^^;)お菓子作りは食べる理科実験である。正しい配分と手順が絶対必要なのだと改めて痛感。

で。レシピは、そういう他のお料理上手な方のサイトに任せるとして。今回、道具でちょっと苦労したのでその話。この間はあったのに、探したら100円ショップにシフォン型が置いてない。あっても小さすぎるか浅すぎるか… 通常よくあるお菓子レシピの分量には合わないと思うのになあ。で、考えた。普通のケーキの18cm型はある。コレに穴があれば良いのである。そこで、やはり昔100円ショップで買った、天然石のぐいのみ(そんな物があるんですねー)、これが円筒形だったので、型の中心に置いて即席蛇の目型の出来上がり。…さて。いつも苦労する泡立て作業だが、実は買い置きの「100円ショップ製・電動泡立て器」があった。これを使ってみようと考えた。

何を隠そう、買ったのはうちの同居人である。実を言うと彼はこういう、100円ショップの訳の分からない便利グッズが大好きなのだ。いわく「目玉焼きを丸く焼く型」「袋を挟んで密閉する棒」「レンジで調理する入れ物」「牛乳瓶の付け替え蓋」「ペットボトルを傾けないで汲み出せるポンプ」…その他その他。そして、その大半は使えないか、すぐに壊れる。(- -;)イラネーと言ってもまた買って来て、いつの間にかそういう小物が増えていく。でも、今回の「電動泡立て器」はちょっとスグレモノかも知れないと期待した。なんせ、ケーキの泡立てって電動がないと本当に力仕事なので。…電池を入れてみる。単三2本である。(学研のふろくを思い出してやや不安になる)取りあえず、スイッチを入れると景気良くブィーンと回る。まず黄身から泡立てねばならないのでグラニュー糖を入れて混ぜてみる。始めのうちはうまい!いける!という感じ。しかしだ。しばらくやってると、黄身と糖分でタネはどんどん粘度が上がっていく。そして「電動」が悲鳴を上げる。ガガガガと雑音。だんだん回らなくなる。まるで「わしは、こんな固いもん混ぜるようには出来とらんのじゃ!やめんかい!」とでも言うように。そして…それは壊れた。(- -;)10分ももたずに。結局その時と今回、私は愛用の歯車泡立て器でガリガリと肉体労働したのであった。

100円ショップの品で充分間に合うものはたくさんある。何かと重宝させてもらっている。しかし、「これはどーもならん」という物品にも多々遭遇する。たとえば化粧品。口紅やアイシャドー、眉墨くらいは大丈夫。しかし白粉はねー。全部が全部ではないだろうが、私の買ったヤツはパウダーが「粒」だった。塗って鏡で良く見るとツブツブがそのまんま。まあ一日付けて、汗で馴染んだら溶けるだろうと思ったら…夜まで粒のまんまだった。なんて丈夫な顆粒… 使えるものと使えないものは、実際体験してみないと分からない。お菓子なんて、ちゃんとした道具を揃えると高く付くから、できれば経費100円台で済ませたいんだけどね。まだこれからも色々失敗するかもなあ。ちなみにここで買った粉ふるい、これくらいは大丈夫だろうと思ったら、すでにシミが出来てへこみかけている。

ちなみに、100円ショップ製で今一番役に立ってるのは「袋の密閉蓋」である。開けちゃったレギュラーコーヒーの袋に回してはめ込むと、湿気を防げるのである。こういうヒットもあるんですがね。

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