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2007年4月30日 (月)

トロイ「ア」と呼んで

テレビ放映していた「トロイ」見ました。いや、実はオーランド・ブルームが見たかったんだけど(^^)、結局カッコ良かったのは、というかほとんど主人公だったのは、ブラッド・ピットのアキレスでしたね。ブラピさんはこの映画のためにわざわざ体を鍛えたそうである。だからすごいムキムキ。せっかくのオーランド・ブルームのパリスなのに、でもって有名な「絶世の美女との禁断のロマンス」の物語なのに、この主役のロマンスの影が薄いこと薄いこと。その上逃げ腰の弱っちい男に描かれてるし。物語は主に、アキレスと、彼が捕虜にした巫女のブリュセイス(トロイの王子たちのいとこ、という設定になっている。神話では平民じゃなかったかな?)とのロマンスが中心だ。…としか受け取れなかったぞ。恋はしても全くラブストーリーに向かない、戦闘だけが人生の不器用な男を好演してました。アキレスとアガメムノンの確執、親友(これもいとこって設定だったな)のパトロクロスの身代わり、ヘクトルとの対決や、その遺体を馬車で引きずる所など、神話の中のエピソードも要所要所で生かされている。ただ。ヘレン(「ヘレネ」と言ってよ。西川きよしさんの奥さんみたいじゃん(T^T))は最後パリス達と無事に逃げちゃうし、全く別物な部分も多くある。根本的に違うだろーと思うのは…神話のトロイア(私はトロイでなく「トロイア」と呼びたい)戦争は、最低でも10年以上は掛かってる筈なのね。映画の感覚だと、1ヶ月以内に片が付いてる感じ。まあ美少女も10年経っちゃったらおばさんになりますから。(^^;)

「波のように押し寄せる軍勢」という言葉はよくあるが、ほんとーにうん万くらいの兵士がわらわらと波のように動いていたシーンはかなり見応えがあった。軍船もうん百隻海に浮いてたし。どこまでが実物で、どこまでがCGか全く分からない。(CGだよね…)槍と剣と弓矢と盾だけの、肉弾戦の戦闘シーンもしっかりと作られている。確かに、これだけの物量は本物のセットやエキストラだけでは映像化は不可能だろう。リアルなCG使って大失敗した映画も多くあるが、トロイは成功した使用例だなと思った。

ただ、神話時代を題材にしてる割に神話的な部分が全くなく、完全な生身の人間の愛憎劇になってるので、映像がスペクタクルな割には世界観にスペクタクルがない感じはする。これは最近の映画に共通の特徴だろう。愛や家族を守る戦いに共感する事はあっても、国家や神のために命を懸ける人間には、もう今時の人は感情移入しないだろうから。神話ではアキレス(アキレウス)は神様の血を引いてるし、戦争の引き金のヘレン自体が女神である。大体戦争全般において、ギリシアの神々が裏で糸を引いている。だから、そういう要素を全部すっ飛ばすと、なるほどこういう人間関係だったのね、というのが良く分かる構成になってるとも言える。まあ史実ははっきりとは分からないが、「女房寝取られ」は開戦の口実で、当時商業都市として莫大な富を蓄えていたトロイアと、ギリシア連合国家の野望と確執が裏にあった…という辺りがトロイア戦争の社会背景の真実ではないかと思われる。ともあれ、しっかり作ってあって気持ち良く見られた映画ではあった。それにしてもアキレス目立ち過ぎですが。

ただねー。最近のテレビ版の劇場映画って、最後突然終わってしまうのな。長いからなのかも知れないが、エンドロールも役者やアテレコ声優の名前もなんもなし。急に「世界の車窓から」とか言われてしまって。次の映画の番宣だけは途中でどんどん入れてた癖になー。昔はちゃんと、淀長さんや水野さんの映画解説が入り、いい音楽と共に役者の名前が出て…余韻ってもんがあったぞ…

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2007年4月29日 (日)

絶叫してみたい

「ごーるでんうぃーく」なのだ。でも特に予定もないし、大して資金もないのだ。(T^T)放浪営業サラリーマンの同居人は、昨日しっかり仕事だったし。ここは千葉なので、うちの近所から遊びに行くとなると銚子くらいしかないのだが… ハッキリ言って海見て帰るだけになる。何故なら、ぶらりと旅する番組みたいに、適当にその辺うろついてたら、親切な地元の人が獲れたての名産をおごってくれる…なんて事は有り得ないからだ。(ないよな…普通)どこへ旅したって、資本力が無ければ何も出来ないのは同じなのだぞ。犬吠崎でタワーか何かに登り、おみやげの「さんまペン」(サンマ型のボールペン。ちゃんとくねる)買うくらいが限界だなあ。近所の海へ行ってもいいけど、ぼーっと「ザザーン」を聞いて…大体聞くだけで一日終わっちゃうし。

私は富士急ハイランドに行きたいのだった。結構絶叫マシンが好きである。でも、肝心のスポンサーである同居人が絶叫大嫌いなので、恐れて連れて行ってくれない。…実は一度だけ行った事があるのだが、それで懲りたらしい。頑張って2時間並んでフジヤマに乗ったのだ。確かに乗り応えのある(^^)恐いジェットコースターだが、作りはスタンダードだからそんなに恐怖する事ないと思うんだがなあ。別の、水をくぐるタイプのジェットコースターの場合、乗る前に乗客全員に白い雨合羽が配られる。一時期流行った「白装束集団」みたいになって、中々壮観な情景になるのである。でもこの行楽の後、「バードマン」という絶叫マシンで乗客が脊髄損傷か何かを負う大事故が起き、ニュースを聞いた同居人は「ほらなー ほらなー」とオニの首を取ったかのように騒いだのであった。私は「お化け屋敷」は死ぬほど嫌いで絶対入らないが、何故か絶叫マシンはひとつの「訓練」のように感じ、耐えられたら自分に有益なような気がするのだ。何の訓練かというと…多分、宇宙に行った時の訓練。(^^)「このくらいのGを恐がってガンダムに乗れるか!」みたいな感覚ね。来世、何かの間違いでまた生まれて来るとしたら、絶対宇宙開発の地だろうと思っている。それも滅多に地球連絡便の来ない僻地。今までの人生から考えて、繁華街で人に囲まれるような宿命にはならなそうな気がするんだよな。だからある意味、将来を見据えた訓練じゃないかと。(^^)(来世を将来とは言わない)

まあ、うちの近辺は元々観光地ですから、その辺でもぐるぐる回ってみようと思う。こういう土地に住んでいると、行楽シーズンの度に近所の道が混んで結構迷惑します。それでうちの町にお客が来て、お金でも落としてくれるならまだしも、大して目ぼしいスポットのない場所なので、大抵の人は通過するだけであった。

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2007年4月21日 (土)

マシーンブラスター知ってても…

同居人が、You Tubeの画面を「ほらほら」と指差したら、そこには驚いた事に「マシーンブラスター」が映っていた。…で、つい懐かしのロボットアニメOP集を見てしまった。私は最近のアニメはもう、(ジブリとかを除き)ほとんど拒否反応が出て見られなくなってるので、すごく久し振りにアニメ見た感じ。なんで拒否反応が出るかと言うと、自分が売れなかったのでひがんでるのである。(^^)あと、最近の萌え萌えの美少女キャラに付いて行けないの。なんせ私は「美少女が描けない」というので有名(?)だったからなー。一生懸命ネタ考えるより、可愛い女の子がフツーの事してる方が世間は喜ぶのかよ。と思うと落ち込むからであった。…でも、You Tubeは凄いものでブラスターは有るわギンガイザーは有るわ、しばらくあまりの懐かしさにヒガミを忘れてました。

マシーンブラスター知らない人…の方が絶対的に多いだろうけど、これは「巨大ロボットアニメの末期症状」と言われた時期の作品である。巨大ロボットと言っても、まだガンダムは陰も形もない。マジンガー系列の大ブームの終末期。何を隠そう、私はこれ一生懸命見てました。面白いとか、質が高いとか見るべき所があるとか、そういう美点は何もないのに好きだったの。(^^)(^^)なんかこういう世間が「ク○」と呼ぶようなものが妙に好きなのね。ロボット物も限界か、どういう滅び方をするのかなあ…と、誰かの最後を看取るような(- -)心理も働いていたかも。いやぁ凄かった。絵は荒いし、最終回近くになるとバンクだらけだし。(「バンク」を知らない人は昔のアニメーターに聞こう)なんせ主人公は少年院から出た男である。あしたのジョーくらいの世代の感覚である。超能力があるからロボット搭乗員に抜擢された、なんかそういう設定だった。ブラスターは「ロボット大戦」に出ないのか、と人に聞いたら、「そいうい人気のないアニメは出ない!」と憎しみを込めて言われた記憶があるが(^^)、これが復刻しない理由はこういう主人公の暗い過去にもよるのかも… で、彼は仲間と共に巨大ロボットにに乗り、その四体のロボットたちはなんと組み体操(空中でも!)するのだった。ハイテクなロボットに乗ったって、結局最後は体育会系になるのだなあ、としみじみ感慨を覚えたものだ。エンディングテーマの、夕陽のラストシーンで、この主人公(飛鳥天平という。時代区分から付けたな…)のカッコ付けた横顔のアップが出るのだが、タツノコ風にしようとして思いっ切りデッサン失敗しました!…というような大変な絵で、「これではいくらなんでもなー」と思ってたら、途中で普通のアニメ顔に修正された、という記憶がある。あと、敵役がボスに忠誠の挨拶をする時、「ジーク・ジオン」みたいな意味で「ヘイル・ヤッターレ!」と叫ぶ。「やったーれ」は変でしょー。ポーズも変だったぞ。まあそんなこんなで、あまりの「凄さ」に目が離せなかったというか。

これが終わって、「もうロボットもネタが無いだろー」と思ってたら…シリーズで次に出たのが「ギンガイザー」でねー。もう、ヤケクソみたいに歌が元気!別にいいんだけど、キャラがぴょんとジャンプして「レッツ・テレポート!」と安直にテレポートするのがなんか許せなくて、こっちはろくに見ませんでした。…結局、ロボット物はガンダムの登場で次世代に入り、この後も発展していくんだけどね。

You Tubeも、そろそろ著作権のないものは配信されなくなる、という話が出ている。まあ当然とはいえ… 人気が有って復刻されたり、DVDが出るような懐かしアニメはいいけども。そうなるとこういう、「誰も復刻を願いそうもないアニメ」のデータは絶対見られなくなるじゃないね。だから惜しいのか、と突っ込まれても困るけど… ところで、探したんだけど「メカンダーロボ」が見つからなかったぞー。あれも歌は長年頭に貼りついてるのだがな。

追伸・その後、同居人がメカンダー見つけ出しました。(^^)エンディングのジミー・オリオンはどこだ?

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2007年4月18日 (水)

銃よりツクシ

似顔絵を始めてしばらく経った。ちゃんと記事をリンクさせたり、検索ワードを入れてみたり工夫も少し出来るようになった。が、来る時は来るけど、来ない時は本当に人来ないねー。(^^)取り上げた記事によるのかな。最近だと、やはり正蔵師匠の時がアクセス多かったですね。イチローの似顔絵は結構、描いた本人は気に入ってたのに不振でした。意外だったのが保阪尚希さんの時。根強くポチポチとアクセスが増え、結局50数人来た。描く対象は、記事でさえあれば何でもいいと思ってたんだけど、やはり「名前聞くまで全く知らなかった」人や、描くと恐い目に遭いそうな気がする(気がするだけよ(^^;))人は避けるようになった。写真画像を検索したら、既に別の人の描いた似顔絵がネットに上がってる場合もある。そういう時は安心して描ける。ともあれ、似顔絵に関しては穏便にやりたいと思う。ゲイノージンや有名人にに関して、深く突っ込まれたって知識がないしね。私は場によって全く別のポリシーで記事作ってます。この「連絡帳」はあまり穏便でない(^^)場合もあります。(*注・ゲイノージンを漢字にすると、やたらソレ関係の変なトラックバックが付きました。よってカタカナにします(- -;))

でも。「記事をネタに似顔絵」てのも色々難しい問題がある。まず、1度描いた人が再び記事に上がったら使えない。(時間置いて、別の角度で描く…という手もあるが。まだ始めて間もないから止めた方がいいだろう)次に、有名人がからまない事件ばかりだと描く事ができない。ナニカの犯人の顔なんて描く訳にいかないし。(当然描きたくもない)昨日はアメリカの銃撃大惨事に、日本の長崎市長の銃撃事件…と物騒な事件が続いて世の中騒然だった。でも、替え歌にするのは不謹慎過ぎるし、絵も描けない。だからここにちょっと書いておく。日本では豊臣秀吉の刀狩(^^)以来、庶民は武器を持たないのが普通だった。一昔前、子供はよく平気で「拳銃ごっこ」をやってたし、大人もそれを見て「なんて危険な!」とは思わなかった。拳銃を撃ちまくるのは西部劇や刑事ドラマの中だけ。日常の街中で見る事はない、という意識があったからだ。でも、もう最近では「単なる娯楽」として銃撃シーンを見る事は難しくなっている。遠い世界の物語や冗談だと思っていたものが、どんどん悪い意味で身近になっている気がして。…「天才バカボン」の名物キャラ、ピストルをバンバン撃ちまくる「目ン玉つながりのお巡りさん」を思い出したんだけど、あれも今だと問題になって出せないだろうなあ。思えば、昔のドラマや漫画には危ない表現やデタラメな設定が随分あったが、別段「すごい悪影響」には直結しなかった。西部劇映画の映画館から出てきた奴も、オモチャのピストルを速く抜く練習を始める事はあっても、まさか「実物の銃を手に入れよう」とは思わなかっただろう。時代は「幸せなファンタジー」から「厳しいリアリズム」へと移行していく。作品で「夢」を作り出すのもどんどん難しくなるだろう。そのせいか、最近は「食べ物系」番組の多いこと。うまいものは、一番人を傷付けず、誰でも安直に喜ぶ「夢」だものなー。そればっかりでもどうかとは思うんだけど。

Tukusiま、そんな訳で食べ物画像を…(^^)ツクシである。私にとってツクシは「食い物」である。近所のあぜ道で摘んできました。ハカマ取って重曹でアク抜きし、佃煮風にして食べるのよ、これは。近辺の人でも「えーっツクシ食べるの?」と驚く人もいましたけどね。結構うまかったです。調子に乗って、別の空き地でもう一度摘んできて作ったら、今度はなんか、食べるとお腹の具合が変。良く考えたら、その空き地は駐車場だった。(- -;)ツクシは産地にこだわりましょう。

追伸…数日経ってから、結局事件関係の替え歌を上げてしまいました。なんか発砲事件も増えてるみたいだし、何も言わないのも気持ちが悪い気がして。暴力を非難する声は必要だと思う。これが私なりの追悼だと思ってもらえれば有り難いのだが。

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2007年4月14日 (土)

インドのポンポン船

これから暑くなっていくと思い、ちょっとブログのレイアウトを爽やか系に変更してみました。元の色は、「コーヒーブレイク」のイメージだったんだけどね。ちょっと暗めで重かったから。初めて「ブログパーツ」というのも付けた。最近流行っているらしい。中々気に入ったのがなくて探してたんだけど、やっとペンギンを見つけたので… このブログパーツというのも色々あって、地図や天気予報やカレンダー、プロモ映像、ゲームやペットと多彩。動くネコとかにしようと思ったんだけど、私も飽きっぽいので、反応するパターンが読めてしまうとナンダカなので止めた。ペンギンは動きは同じだが、季節で変化したりするらしい。

ある日、うちの同居人めが電話で「あ、今日インドから小包が届くからよろしく」と告げた。私は「インドゾウなんか引き取れないぞ」と言ったのだが… 届いたのはなんと「インドの輸入業者の扱っている、オモチャのポンポン船」だった。同居人曰く300円。今、日本では手に入らなくて貴重なんだと主張している。でも、何で急にこんなもの… まさか!私はもう出ないと決意した、夏の「フネカン」に出る気??…まあいい。出れば?と流そうとしたら「え?戦艦大和作るんじゃなかったの?」… … そんなもの、もう買う金無いだろー!私は逃げたいのだ。すごーく逃げたいのだ。なのに同居人、しれっと「もう買ってあるもん」て、おまいな。おまいなぁあ。

Ponpon_1 何を隠そう、うちの冷蔵庫は壊れて冷えなくなってるのだ。そんなもん買ってる場合じゃないんだ。「ぷらも」ちゃんと作ってお台場くんだりまで出かけたら経費だって馬鹿にならない。それにうちはもう、余分なガラクタを置くスペースは全く本当にないのだ。…でも。この人型のネコは言う事聞かない!(T^T)この先どーなるか、ちょっと今考えたくない。…ああもう。

ちなみにこのポンポン船、取り込んだ水をろうそくの火で温めて噴射するというもので、絶滅したブリキオモチャの一類である。日本の復刻版だと1000円以上するらしい。(同居人談)インド製のこれ、色は派手だが、確かにブリキ製でペラペラ。ろうそくを乗せる匙には、「もとは空き缶でした」と主張するかのように、何かの柄と文字の破片がプリントされている。船首に付いている正体不明のパーツ、立たせてみたら実は「旗」でした。(やっぱり元のブリキ缶の柄が…) 男ってなんでこーいうものに熱狂するんだろー。

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2007年4月 9日 (月)

面白くならなかった都知事選

選挙の季節がやってきた。昨日は、ちゃんと千葉県議の投票に行って来たもんね。地方のちーさな投票所、いつも投票に来ると、花の種なんかの粗品が置いてある。ところが今年は… ティッシュと、あと何だか分からないプラスチックの棒の束が。良く見ると「風船に付ける支え棒」、その棒だけではないか。肝心の風船はない。思わず「ふーせんがなーーいーー!」と叫んだ。…しーんとした小さな投票所、声は響き渡ってしまった。選管の方々は「あんたいくつ」とも何も言わなかったが…恥かいた… 経費節約はいいことですね。うん。

しかしまあ、都知事選の方は、あんなにアッサリ片が付くとは思いませんでしたね。「どーなるのかな」とドキドキする暇もなく当確が出ちゃったじゃないか。マスコミも何かと言うと4候補を取り上げて盛り上げようとしてたのに、盛り上がってなかったのかね。正直、石原さんは昔から問題だらけだとは思ってたが、確かに他の候補と比べると実践力や決断力、インパクトは比較にならないほど強い。まあ順当な結果なのかな。ただ、14人(だよね)も候補がいた筈なのに、とうとう最後まで「噂の4候補」以外はほとんど取り上げられず、名前もろくに分からなかったのはどーなのか。もちろんうちは千葉なので無関係なんだけどー。候補者全員が出演する討論番組をそのうちテレビでやるだろう、と思ってたら、全くありませんでした。しかしまあ、結果だけを見れば、そんな「全員討論会」なんかやったって、全然視聴率出なかったであろう事は想像に難くない。後半、○松氏の「選挙違反」との指摘で4候補の番組がなくなり、じゃあ全員で出るのかと言うと…それもないまま全ては終わってしまったじゃないか。特に執着はないけど、候補者が何者なのか、顔くらいは見たかったよな。

個人的には○松氏の、「北○鮮のミサイルを引き返させる発明」がすごく見てみたかったです。(^^)別に都知事になれなくても、国益のためです。発明したらぜひ世間に発表して下さい。

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2007年4月 5日 (木)

ひとこと。

あのー。変な「似顔絵ブログ」を作って、ここへのリンクも一応貼ってしまったので…(ブログしか登録できないんだもん)誤解を招いてるかも知れない件を謝罪しておきます。

すみません。実は私、芸能界の事はほとんど全く知りません。<(_ _;)>知らないのに描いてます。似顔絵は、その日のYahooのトピックスに上がった人の写真を探して描くだけで、とりわけアイドル系の方は元々全然分からない。かつて、スマップの全員の名前がやっと暗記できた時、バンザイを叫んだヒトだ。私は。芸能人の似顔絵を描くのも、近所のおじさんおばさんに頼まれて似顔絵描くのも、力の入れようは全く同じである。ただ、近所の方の似顔絵をネットに載せる訳にはいかないし、バナナやリンゴ描いたって面白くないだろうし、私のオリジナルキャラなんて世間はキョーミないだろうから、有名人を題材にしてるだけ。少なくとも既に顔が売れちゃってるか、顔が売れた方が喜ぶであろう人を。街角で1枚500円くらいで描いた方が儲かるだろうけど、今さら街に座り続けるのも疲れるから…

まあ、もしクレームが付いてブログを閉鎖するハメになったら、仕方ないから徳川家康とかマリリン・モンローとか、歴史上の有名人でも描こうかと思っている。アクセス少ないだろうなあ。(^^;)

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2007年4月 2日 (月)

アサリとサザエさん。

昨日、てめーのブログの紹介を書いてしまったので、もう一つ書きたかったけど書きそびれた話を書いてみる。先日、久し振りにアサリが食べたくなったので「安ければ買って」と同居人に頼んだ。(スーパー歩くと遠いので帰りに頼んでます(- -;))そしたら…買って来てくれた。中国産であった。中国産は、正直今公害や農薬がすごく心配なので、しばらく全く買ってなかったのだが。でも結局食べてしまった。良く考えたらこういうのは中国産より、中国経由の北朝鮮産である確率の方がすごく高いだろう、と思ったら急に安心したのだった。経済制裁とかを考えれば、北朝鮮産は避けたい気もするのだが…現実食べるとなると絶対そっちの方が良い。公害だけはほぼ無いだろうから。(海の近所に核施設があったら分からないが(^^;))中国旅行すらした事がないので、現実はどうか私は知らないのだが、今の中国は日本の高度経済成長期とほぼ同じ状況らしい。で、私の「高度経済成長時代」の主なイメージはというと、「公害」なのだ。

昔、何冊か「サザエさん」の単行本を持っていた。その中で今でも忘れられない話がある。…サザエさんとお母さんが台所に立っている。正確なセリフは忘れたが、「生のお魚」「生野菜」とか食材について会話している。お父さんが喜んでやって来る。「さんせい!夏はそういうのがサッパリしていいね」するとサザエさんと母が叫ぶ。「そういうのにストロンチウムが多いって話してたのよ!」…ストロンチウム。この4コマが掲載された時期、きっと問題になってたんだろう。でも、今私の「公害」の記憶にその名前はない。記憶にある薬物の名前は、「砒素」「水銀」「六価クロム」「カドミウム」今でも問題の「ダイオキシン」。でも、それだけでは無かったという事だな。何かと言うと三丁目のなんとか、経済成長期のいい所を思い出す時代らしいが、当時子供だった私は「いずれ公害の毒で死ぬんだろー」と思ってたし、公害(薬害)を乗り切ったとしても、そのうちどこかの国のドアホな指導者がうっかり核ミサイルのボタンを押すだろう、という不安もあったから、明るい未来なんてあると思っていなかった。(想像よりは…大分マシな未来になってるとは思う)人間の便利な文明を守る為に、どれ程「自然界にあってはならない物質」が垂れ流されたか分かったものではない。今、子供たちは虚弱になり、かつて無かった花粉症や新インフルエンザの脅威に脅かされている訳だけど、結局はこの時代の「薬害」や「自然破壊」のツケが、今ゆっくりと回って来てるのではないかと思う。手放しで成長期を懐かしむのはどうかしてる。コ○ズミの方がリーダーシップがあって良かった、というようなモノです。「格差」はその○イズミさんの置き土産なんだけどね。

(ちょっと余談。アニメのお陰で「サザエさん」はほのぼのホームドラマ、と決め付けられてるけど、長谷川町子先生の原作だと、後半はかなりエグい社会批判が多かったのよね。でも、人々はアニメのお陰で(^^)「仲良し一家の平和な物語」を強く期待したんだろう。で、長谷川先生が「出し切れない社会批判のストレス」をぶつけたのが「意地悪ばあさん」だったのではないかと。あれも青島先生のドラマで、「いたずらお婆さんで、本当はいい人」みたいなイメージになってますけど、本来はそんなもんじゃないです。長谷川先生の本領は社会批判の精神だったと私は思っている)

だというのに。日本という、色々大失敗した実例が目の前にあるというのに。これから経済発展しようという国は、やっぱり同じ過ちを犯し、この先も(しかも、日本より格段に人口も国土も大きいのだから大規模に)自然破壊を続けてしまうのかと思うと…地球の先行きがとっても不安である。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」をもう一度みんなで読もう。そして私はというと、とっても安い「中国産ウナギの蒲焼」の前で、この先も悩んでしまうのであった。…あーしばらく食べてないから食べたい…

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ネット角で似顔絵を

という訳で、ついにブログ「ネット角の似顔絵描き」を始めてしまいました。(- -;)

http://blogs.yahoo.co.jp/ikuta_maki

ただただ、自作の「有名人の似顔絵画像」を載せるだけのブログ。有名な方の名前でアクセスをもらい、ついでに「アフェリエイト広告」見てねー、というのが目的。ああ広告初体験。これ、実際にここで誰か何か買ってくれないと、私はもーからないのよね。なんか太平洋で、クリップの釣り針で魚釣ってるような感じだ。滅多な事では儲かるまい。(- -;)(- -;)でも記事も少し溜まったし、形式も決まってきたので一応ここで紹介します。ただ、ちゃんとYahoo記事をリンクさせてるのに、Yahooの「この記事に関するブログ」の所に一向に表示してくれないんだよね。あれ、どうやったら載るの? こういう「アクセス目的」の企画は初めてだから、何したらいいのかまだサッパリ分からない。

私は「似顔絵屋」ではない。本来はふつーの漫画家のように(…のように、て)オリジナルキャラとストーリーを描いて売りたいに決まってるんだけど。なんか…成り行きで、今まで随分「似顔絵」は描いてきた。もちろん(ラクガキ以外)陰で勝手に描いたりはしない。みんな頼まれて描いたのである。私は間違えて結婚してしまってからというもの、周囲に「漫画関係の知り合い」というものが一切無くなった。もちろん「そういう場」に行けばいるけど、日常的に付き合うのは普通の人々だった。普通とは…つまりそんなに漫画読んだ事のない人々である。そういう人にうっかり「漫画描いてる」なんて知られてごらんなさい。コマとか、ストーリーとかキャラとか、そういう次元に話は決して行かない。「あなた絵が描けるんですってね!」という話になってしまうのだ。で、何か「描くもの」があると頼まれる事になる。分野がどーとか言ったって理解されないのだ。イラスト。レイアウト。ポスター。マンガでも何でもないお花の絵とか。そして…似顔絵。一般の方は絵描き=似顔絵、という発想なんだろうな。人間追い詰められたら描くしかないじゃん。こうして、私はどんどん「頼まれれば何でも描く」人になり、やがて「ほんとーに何でも描ける」ようになってしまった。学研で学年誌の仕事したのも大きかった。あそこは漫画本じゃないから、漫画描きは漫画だけ描いていれば済む、訳ではないのだ。迷路も描いた、カーボンのこすり絵も作った。(結構気に入ってやってました(^^))しかも子供が喜ぶようにとキャラを立てたら、その大半は動物だ。自作のウミウシとあらゆる海洋生物、だけではなく、犬猫ネズミ、サル、ヘビに宇宙人にお化けにキノコ… もー何でも来いである。だから似顔絵くらい何でもないのである。ただ…それでも主張したいんですが、本来描きたいのは「ふつーの、売れる漫画」なのね。(- -;)でも、今更誰も信じてくれないかもなあ…

ともあれ、似てないのもあるかも知れませんが一度寄って行って下さい。<(_ _)>

今ネットに上げてる物…「似顔絵」「作曲」「替え歌」「小説」「戯曲」「詩」「ゲーム」「パズル」「お料理レシピ」その他。実は「イラストロジック製作フリーソフト」もダウンロードしたので、コーナーを立ち上げようかと思ってたんだけど…これ以上話がややこしくなったら頭が爆発しそうなので、しばらくおいとく事にした。自分でももはや何だか分からないが、ともあれ、これだけ色々やって「全くもーからない」なんて我ながら凄いと思う。(T^T)

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