痛い話をしよう
最近歯周病でのたうち回っている。この痛みを誰かと分かち合えればラクかもしんない。(^^)という訳で「痛い話」を書く事にしました。痛い話の嫌いな方は決して読まないように。
以前歯周病で歯の抜けた部分に義歯を入れてたんだが、金具が壊れて緩くなっていた。ストレスからか別の1本の歯がぐらつき始めた。忙しかったので手も打てず痛みをこらえているうちに抜けてしまった。それが始まりだった。バランスが悪くなり、噛み方が変になった。…町の無料診断で歯を診てもらったら、看護士さんが「何かの末期を見るような」青ざめた顔をしてたので、「これはマジやばいかも」と思ってたら…来た来た突然来た激痛。しかも1本ではない。右2本半、左3本以上の集団歯周病。しかし、諸所の事情で私は土日しか歯医者に行けない。そらもー…痛い。ハナかんだだけで、歯が折れて飛び出しそうな痛み。ブラッシングが肝心と聞いたので、決死で丸一週間頑張る。どうするかというと…歯茎の一番触りたくない所に電動歯ブラシを強硬に押し当て、マッサージするのだ。手動だと痛くて手加減してしまうが、そこは機械だから情け容赦なく磨ける。洗面所で何度も気絶しそうになる。やがて疼痛、激痛を通り越し、少し痛みが和らぐ。少し時間が経つとぶり返すので、その繰り返し。肩凝りの血行不良も原因だったらしく、歯の痛みが引くと肩や首筋が痛くなる。ほぐしても、昔凝っていた記憶のある部分が入れ替わりで痛んでくる。ひどくなると、コリというより「首筋に切れ込みを入れられて怪我をした」痛さになる。全身全霊を掛けてマッサージしまくる。歯医者には行ったが義歯を直して薬を入れただけ。大分楽になってきたが、まだ戦いは続いている。
思えば私の人生は、「命に別状はないけど、死にそーに痛い」体験の連続だった。精神的なイタさだけでも、前々回「カミングアウト2」に書いたようなトラウマ体験を10回以上はしている。(^^)まあそれはプライバシーな話なので物理的な事を上げると。子供の時バイクに引かれて宙返りし、奇跡的に助かった。階段から転げ落ちる事もよくあった。小学生くらいの時、遊園地の遊具から落ちて膝下の足の骨をモロに打ち、足なのにたんこぶが出来た。当時は扁桃腺を切除するのが流行ってた。私はよく扁桃腺腫らして熱を出す子だったので、切る事になった。…多少の麻酔はしたろうが、「あんが」と口を開けさせられ、メスだか鉗子を喉に突っ込まれるのを目撃しながら切られたのでトラウマになった。しばらくは水を飲むのも痛かった。中学で水疱瘡を患った。(遅すぎ)水疱瘡自体は治ったが、全身にボコボコ火傷のような円形の跡が残ってしまった。それを取るための注射、というのがあったので受けたら、医師に「痛いよ。続ける根性はあるか?」と聞かれた。…その注射はほんとーーに痛く、しかも全身。やっぱり挫折した。あと、中学の時部屋の中で逆立ちしようとして(←ばか)、ガラス戸の桟にかかとをぶつけた。ふと気付くとかかとの肉が丸くボッコリと「掘れていた」。大慌てで医者に行ったら、黒い木綿糸みたいなので(ほんとーにそういう糸だったのよ)、ブツブツと麻酔なしで縫い付けられた。
…一休みするがまだ続く。(^^)近年では子宮筋腫。何故か「したいのにオシッコが出ない」状態になり、何度も医者に駆け込んで抜いてもらう。原因は…「ボンレスハム大の子宮筋腫ができ、尿道を圧迫してたから」であった。早速入院して切除。手術自体は無事終わったのだが…少々糖がが出ていて、傷口が中々塞がらない。トイレに行くたびに激痛。退院し、外出先のトイレに入っても「いでーー!」と叫ぶ有様。糸が抜けるまで随分かかった。あと、背中に巨大な腫れができて苦しんだ事もある。触るだけでも飛び上がる。痛くて寝転ぶのもままならぬ。なのに医者に行ったら…そのままメスで切開された。今でも背中には勇ましい刀傷が残っている。そして今度の歯周病だ。ほんと、何て美しくない人生だろー。
最近は、ちょっと不満があったり心に傷を負っただけで、自殺したり、逆に凶行に及ぶ奴が増えている。そりゃ本人にとっては深刻でしょうけど、人間全体が我慢が足りなくなってる気もするのだ。世の中にはこんなに痛い思いをしてまだ生きている人間もいるんだから、本当は人間はもっと丈夫な筈だ。何かを悲観する前に「死にそーでも我慢」「気絶するまで我慢」してみてはどうだろう。あまりお薦めする事でもないが。この記事は、そういう「痛さの我慢の鍛錬」にでも使っていただきたい。(^^)
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