風になれ風邪を引くぞ
どうもー。今日は久し振りに(初めてかも(^^)?)爽やかな記事なのだ。うちのやまくんがヤフオクで電動自転車を落札したのう。メーカー希望小売価格8,9000円の所が2万ちょっと。彼は一定価格以下でしか入札しないので、(^^)値が吊り上った場合は簡単に諦める。決して競う事はしない。だから何を入札しても大体買えないのだ。なのに、今回は先着5名の5番目にギリギリで滑り込んだ。うちってほんと「首の皮一枚で繋がって生きてる」感じっす。
車の免許のない私は機動力ゼロ。広大な千葉の片田舎に住んでるので、ドライバーのやまくんがいないと身動きが取れない。自転車は何度か買ったが、カーポートが雨ざらしなので(何度シートを組んでも台風のたびにぶっ壊れるので諦めた)、その上、海が近いせいもあるのか駐輪してるとあっという間に錆びる。だから今まで自転車さえ持てなかったのだ。でもこの電動自転車は小型で、なんとか玄関に入れられる。これが来た事は正直大きい。それでも当初私は中々信じられなかった。「ちゃんと動くの?」「アシストされてもアシストだけだから、乗ると結構疲れるのでは」…でも、そんな不安は今日の試運転で吹っ飛んだ。
すげーぜ!バイクと同じでキイでエンジンを掛ける…でなくて後部バッテリーのスイッチを入れる。電動モーター起動は、やはりバイク同様ハンドルグリップを回して行うのだ。走行中に切れるように、もう1つの電動オンオフボタンもハンドル近辺に付いている。こんなの無免許の私が乗っていいのかなー、許されるのかなー…と思いつつ漕いで走り出した。ご覧の通りタイヤが異様に小さいのでいくらも進まない。重い。仕方なくグリップを回す。―おおぉ!「ぶいーん」との音も何もなく、自転車は突然気持ちよく勝手に走り出し、加速するではないか。モーターで動くものに初めて乗った私には、何の人力も浪費しないで自動的に進んでいくのが信じられなかった。時速は20キロだそうだ。なんて気持ちいいんだラクなんだ。(^^)(^^)今日は御存知の通り風も強く、その上寒く、自転車で爆走するような気候では全く無かったのに、私は走り続けた。後ろからやまくんがRX-8で付いて来る。風が強い分、空は見事に晴れ上がって光が射し、周囲のビジュアルはとても美しい。ただ…寒い。
実際、これは「漕いで」進むような代物ではない。どうしてもグリップ全開、危ない時と停止の前だけ自転車漕ぎをする事になる。比較すればすっごく遅いが、ほとんど原付と変わらない。でもタテマエ上はあくまでも「自転車」だ。道交法違反になると困るからちゃんとペダルも漕げよ、と事前に言われていた。確かに最近この辺、農道でまでスピード違反の取締りをやっていてオマワリさんが随分出てるから気をつけなきゃ。勢い余ってこのまま防犯登録に行こう…と4キロ先の自転車屋まで行った。そしたら「車体番号がないので登録できません」と言われた。言われて初めて気が付いた。確かにこれ、普通全ての自転車に付いている番号の刻印がどこにもない。規格が違うのか?わー盗られたらどうしよう! でももちろん駐輪中はチェーンも巻くし、モーターのキイも抜いておく。モーターの回らないアシスト自転車なんてサーカスの熊でも乗らない。(^^)きっと大丈夫だ。…そう信じよう。結局、そんなこんなで8をお供に10キロほど爆走した。バッテリーは20キロ分くらいもつそうだ。
アシスト自転車を発明してくれた人ありがとう。免許のない私にも「遅いバイク」の醍醐味を味あわせてくれて本当にありがとう。漕ぎはアシストというより電動に完全依存だから、アシスト自転車というのは「人間の方が自転車のアシストをする」という意味なのだと思うんだが、取り合えずこれを「アシリン1号」と名付けました。(^^)
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)