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2008年5月11日 (日)

封印のガメラ映画(^^)2

この記事は前回の封印のガメラ映画(^^)1の続きです。1からお読み下さい。

全然ガメラが出ないガメラ映画。バルゴンが放つ「殺人光線の虹」のエネルギーを感知し、この辺でようやくグルグル飛んで来る。「わーいガメラだー!」…しかしガメラ得意の炎もバルゴンの冷凍光線で凍らされ、あっさりやられる。すげー情けない。「ねーガメラあれだけ?」ところでオパールを持って逃げた男、実は仲間を殺して(主人公は死んだと思ってる)宝石を独り占めした…という事が主人公の兄にばれる。そして乱闘に。この乱闘が…長い!本格的!ガメラの戦いより余程恐い!かつては「ギャング映画の大映」と呼ばれたそうだ。やはり本領には一番熱が入るのだな。

…さて。その頃主人公と、バルゴンを倒す村の伝承を担ったニューギニアの娘は日本に帰って来て空港に。実は現地には日本人の医者が住み着いており、娘は彼に習っていたので日本語は堪能だった。…とはいえ、着の身着のままで行った筈の主人公がいつの間にかスーツ、半裸だったヒロインはワンピース姿に。おしゃれ。いつ買った… 未開地のボランティア医者、実はおーがね持ちか。そう言えば書きそびれてたが、洞窟でオパールを発見した時、狂喜する大阪弁の男の描く夢が「これで都会にマンション買って!女房子供呼んで!全国を車で旅行するんや!」…だった。これが当時の最高セレブのイメージだったのね。悲哀。(T^T) 

「逃げた男」と会って兄と義理の姉も殺された事を知り、激昂する主人公。ここでまた長い本格的乱闘。男の戦いを逃げもせず見つめている娘、突然顔色も変えずビール瓶で敵をゴンッ。こうして主人公が勝つ。恐いぞ娘… そして彼らは自衛隊に話を付け、(…付くのね)娘は先祖から伝わるバルゴンの倒し方を教える。「バルゴンは水に弱く、水に入ると溶けてしまう」…てあんた。さっき海から上がって来た筈でしょー! 娘は巨大なダイヤモンドを出す。「バルゴンはダイヤの光が好き。これでおびき寄せ、湖に放り込んで倒したという」…500カラットの研磨したダイヤ。御先祖、ダイヤの研磨まで出来たんですか。まあ、とにかくこうして「ダイヤ作戦」が始まる。ダイヤをヘリに吊り下げ、おびき寄せるのだがバルゴンは動かない。「だからこんな作戦は信用できんと言ったのだ!」しかし…さあ、ここからが科学的不条理の真骨頂だ。(^^)

バルゴンは「水虫用赤外線」を浴びて孵化した。だから科学者によると、突然変異(奇○児、という差別用語で呼んでます)だと言うのだ。科学者曰く「放射能で(差別用語)が発生するように、赤外線でバルゴンが(差別用語)になるのは科学的に有り得る事です」て。…有り得ねーってば!赤外線は温まるだけよー!コタツで被爆するのか!遠赤外線の焼き芋も危なくて食えねーのか!!しかし一同深く納得。この頃はホーシャノーもセキガイセンも見境無かったのね。ともあれこうして、「赤外線をダイヤに当てて強化した光」を使った新たな作戦が執行される事に。で、実験中の「ルビーで殺人光線を出すレーザー砲」に、ルビーの代わりにダイヤをセット。これで「赤外線でパワーアップしたダイヤの光になる」…ならねーと言うのに! ルビーレーザーの赤い光と赤外線ごっちゃにしてますね。大体、含まれてるクロム原子を励起させる為にわざわざルビーを使う(調べた(^^))のだぞ。炭素の塊のダイヤ入れたって何の役にも立たねーだぞ。高温ならコゲるぞ!何とかしろよ科学者!

まだ終わらなーい。あんまり長いのでまた分けます。(^^;)続く。 

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