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2008年5月 8日 (木)

千葉の面積が沈んだのに

うわー。驚くほどミャンマーのサイクロン被害に関するテレビ報道が少ない。ネット記事にしても、「これもフ○ダとパンダが悪いのだ」みたいな八つ当たり噛み付きコメントが付いてるくらいで、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000908-san-int

↑こういう記事にはブログすら付いておらん。ネットは人の国の不幸をエサに自分が政府へのストレス解消したい奴ばっかしか。解説が少ないので良く分からないが、どうも始めは支援物資の受け入れすら渋ってたようだ。さすがに被害が酷いので物資は受け入れたものの、今度は国連の人的派遣に難色を示してるという。大体、情報がちゃんと出されてない。いくら被災直後は状況が分からないとはいえ、始めの報道では死者350人だったのよ。それが今日は10万人かも…て。いくらなんでも落差あり過ぎませんか。支援物資はミャンマー政府がヘリなどで配ってるというが、「家を失った人は100万人」という話だから、どう考えてもミャンマー政府だけで手が足りる訳がない。なのに、この期に及んで国際援助に壁を作っていては。たとえば道路が寸断されていても、日本の震災の場合はバイクが多少使えた。しかし高潮で水に浸かってるとなると、ヘリ以外に物資輸送の手段はなくなってしまう。そんなに大量に所持してるとは思えないし、一国だけのヘリでは間に合わないだろうに。…でも、国家の許可が無ければ自衛隊を勝手に派遣する訳にはいかないんだ。カネだけ出し、物資ばかり増えても移送手段がなければ、集積所に大量に溜まっていくだけ。送る物資の仕分けや必要な物の把握にも膨大なボランティアが必要だから、支援「体制」が整わなければ、モノだけあっても役に立たないのは日本が多くの震災で学んだ通り。フクダがケチで出さない訳じゃなかろう。

大災害の救助に、ボランティア団体だけでなく国家が動くとなると「軍」の派遣となる。無論じえーたいだって「それに類するもの」である。ところが相手は軍事政権。いくら大災害とはいえ、他国の「軍」をつーつーで入れてくれるとは思えない。ましてやミャンマーには色々な国の思惑が絡んでいるようで、チベットの人権問題への非難ほど、世界が一致団結して「助けろ」という声は上げてない感じ。そんなこんなでもめている間にも時間は経っていく。サイクロン直撃が2日夜~3日という事だから、もう5日以上だ。災害救助は始めの3日が勝負。…つまり助けたい側から言うと、悲しいかな何の手も打てないまま始めの勝負には既に負けてしまった後なのだ。被害者数がうなぎ登りに増えていくのも、助ければ何とかなった筈の人まで何ともならなくなるから。現地は猛暑で、おまけに水浸しだから、当然この後疫病などが心配される。更に犠牲者が増えてしまう。今から出来る事だって沢山あるが、何にしても「人」が入れないのでは話にならない。医者は何人いるのだろう。仮設住宅は誰が建てるのだろう。そんなにも国民を救わない政府を、何故変える事ができないんだろう。

ともあれ日本は、災害の時「何とか3日我慢すれば救助が来てくれる」と言うから、色々問題は山積しててもやっぱり幸せな国だ。というより、「おそろしく不幸な国」が地球上にはまだ沢山あるのだ。ネットやマスコミも報道された事を、報道された順に騒ぐだけの話で、「悲惨な所から助けよう」としている訳では全くない。他にも状況は凄まじいのに、話題性がないからほっとかれてる国なんて幾つあることか。今日一番枠を取ってたニュースが「オグリシュン熱愛」と「キッチョー食べ残し」だった時点で…「いーやもう。こんなメディアどーでも」と思ってしまった私である。取り合えず、あまりにサイクロン被害の話題が出てないので、自分の考えられる範囲で記事書いてみました。

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