大阪強行バスツアー(^^)3
(写真は、今回の同窓会特別ステージのもの。顔なんか全く判別できないので掲載を許してね。みなさんカッコ良かったっす。)
今回は禁酒!…と決めてたのに、みんなが飲んでる中一人ソフトドリンクは悲しい。(T^T)という訳で、あまり強そうでないカクテルを頼む。レッド・アイと言ってビールのトマトジュース割り。私はトマジュー大好きなので美味しかった。(それ以上はぐっと我慢)なんか、見た事も無い高級そうなおつまみを次々オーダーする友人たち… うわあ生まれて初めて「イベリコ豚」をつまんだ。こ、これが石塚さんの食ってるやつか…(←他の人間も食ってるって)私も「カラスミの大根サラダ」というのを。大根と思えない程うまいが、どの破片がカラスミなのか(^^)経験の足りない私には分からない。
子供のいる人間も、いない人間も、未婚の人間もいろいろいる。でも特にギャップは感じない。ここには人のどんな個性も認める大らかさがある。それに比べ世間には、「あのひとはこーだから」「やっぱり○○でないと」みたいな、人を分断する発想の人間がいかに多いか。人間だから相性の良い悪いはあるだろうし、人間関係がしんどい事もあるけどさ。最近のこの世の不幸は「人の価値観を認めない」思想にあるんじゃないかと思った。いいじゃんどんな人がいても。闇討ちするような犯罪者は別だけど、意見が違うくらいなら違うままでいいし、協力できる事はすればいい。そういう大らかさがないから、今の人間は自分を追い込んで行くんじゃないのか。「全く同じ考えの人間」なんてこの世にいない。一部が合致したって、全く同じになれると思うのは幻想だ。生物相で言うと、色んな生物のいる「森」なんかのサイクルは、人間の破壊がない限り頑丈である。それに比べ、ただ一種の生物で出来ている…例えば農地なんかは、常に「ただ一種の外敵のため全滅する」危険性があるという話。だから、「全く同じでないと排斥する」という最近の風潮は、私にとってはとても気持ち悪かったのだ。ネットの変な凝り固まりもご近所の陰口も。今日の同窓会のおかげで、私は本来の自分と自由を取り戻せた気がした。そしてもうそれを忘れまいと思った。ちなみに、飲み代は思った程高くなく、割り勘で一人2000円だった。(^^)このくらいだから許してね。
で。同窓会は幸せだったのだが、終わったら急にツキが消滅した感じ。また夜行バスに無事乗り込んだ、のはいいが、飲んだせいか今度は本気で眠く、始めの休憩所で寝過ごして降りられなかった。次の休憩所であたふたしてトイレに行って帰ったら、せっかく買った三冊目の単行本がない。トイレに落としたのか?と探しに行こうとしたら、休憩時間終了間際で運転手さんに睨まれた。とうとう見付からなかった。(T^T)…たどり着いた朝の東京から総武線で千葉へ。行こうとしたら修学旅行生がわんさか地下に溜まっていて、どこが乗り口か混乱。千葉駅に着いたら切符を失くしてる。やれやれ…幸せはほんと長くは続かないな。「お前なんか幸せにしてやるもんか!」という無意味なタタリは、いつもこの世のどこかにある。でも私はもう落ち込まない。光も影もあるのが人生さ。また気を引き締めて生きないと。…前からの約束で、やまくんが千葉まで迎えに来てくれる。もう体グッタリだったから助かった。
帰り、失くしたのと同じ本を近所で探したけど見付からなかった。ディックの「高い城の男」。もしどこかで見つけた…もしくは「持ってるけどもう読まない」という方がいたらご一報下さい。(^^)
(追記・「高い城の男」は、後日亭主やまくんが再び買ってくれました。<(_ _)>)
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