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2008年10月 3日 (金)

誰も知らない参院中継(^^)

ttp://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/result_consider.php

参院の国会中継も見たが…つまらなかった。(- -)質問に立った有名人はヤスオとミズホくらい。あ、この人たち呼び捨てにしたら後が恐いかも… 仕方ないから「氏」を付けよう。大体今日はアサショーリューの八百長疑惑裁判での証言の日だったのだ。民放はそっちに中継が入ってたのだ。国会中継は午前のはなくて午後だけだったし、えげつなく視聴率が(元々高くないだろうけど)低かったろう。でも今までの流れがあるから一応レポートする。ただしテレビで見た分だけな。真面目に動画を全編見る人も少ないだろうから、ある意味このレポートは貴重。貴重だからって価値があるとは限らないが。国会をブログ記事にするのはこれでおしまいね。(^^)

とにかく、午後最初に出て来たジミントー女性議員へのヤジが酷かった。当然やってるのはミンシュトー以下野党。(実は午前もだ。ネット誹謗レベルの口汚さ。ミンシュトーは女性をナメている。暴行事件を起こす議員もよくいるし)ミンシュトー議員はテレビに出ても人の話を最後まで聞かず、激昂して怒鳴り始めるのが多い。CMです、とキャスターが切っても怒鳴り続けている。あれCM入ってどのくらいの間やってるのかちょっと知りたい。会議なんだから人の話は静かに聞け。(- -)そして、その後質問に立ったヤスオ「氏」が…昔からあれなんだろうけど、すげー変だった。いきなり「祇園精舎の鐘の声…」とか言い始めるし。訳の分からない造語は使うし。批判しようと思ってアソーの所信表明のモノマネは始めるし。(本気でモノマネやってるのよ)ちなみに第一声は「敬愛するオザワイチロー先生」。それなのに後で「私が唯一、一目置くノダセイコ議員」とか言い出した。ノダセイコは好きなのか。(^^)良く分からん。とにかく渾身のパフォーマンスだったようだが…残念ながら前述の通り視聴率は小数点以下だろう。そしてもっと残念ながら、モノマネに力が入り過ぎていて、アソーの非難というよりはアソー所信表明のリプレイの宣伝みたいだった。(^^)そして、全体に何が言いたいのか良く分からなかった。

ミズホ「氏」とキョーサントーはほぼ予想通り。アソーの態度が悪いとか、後期高齢者とか、労働問題とか、戦争に加担してるとか、原子力船寄港とか。もう聞いたやん。だからアソーの答弁も前に言ったセリフのリプレイ。新しい発見は特に無かった。要するに所信表明に対する「質問」てーのは、質問を口実に自分の党の宣伝をするだけなんだな、という事が良く分かった。各大臣を責めたって、その大臣も留任した人以外は「まだ何にも仕事始めてない」状態な訳だから、突っ込むのも突っ込まれるのも虚しい話。ほんとの論戦はこれからだ…と思いたい… 仕事しないで辞めてく大臣なんて馬鹿馬鹿しいモノはもう見たくねい。

で、これで記事が終わっては虚し過ぎるので(- -)もう少し。オザワの示す財源は、そもそもただの貯金で、使えば無くなってしまう特定財源をアテにしてる時点で信用性なし。子供手当ての代償に扶養者控除を切るとか、不吉な話も聞いている。何が代償に削られるのか、ハッキリしない限り財源論とは思わない。だが与党も、財源は「年末に向けて筋道を」とか「これから議論を」みたいな答弁ばかりで、聞いててストレスが溜まる。よもや財布を握ってる与党がアテもなく言ってるとは思わないが(- -)、こういう時はたとえ試案でも、審議途中の案でも何でも具体的な話をしておくべきじゃないか。与党内の意見がまとまってないなら「私の一案ですが」でもいーじゃないか。「後期高齢者の見直し」みたいな合意のない大胆発言までしたくせに、後をぼかされては不信感を抱かれるのも当然だ。それとも、今ネタバレしてはまずい秘策でもあるの?

あと。与野党とも自給率を上げる上げると言ってるが、出て来る政策はカネと農地の配分だけ。それでは駄目だ。この間ある人と喋ってて、「農業に必要なのは指導者だ」という所で意見が一致した。その人も土地を借りて野菜を作ってるが、始めは右も左も分からなくて、経験豊富な奥さんに習ったそうだ。肥料は何がいいのか、根の下に肥料を入れるのか周辺に撒くのか、水は多い方がいいのかやってはダメなのか、付く虫は、掛かる病気にはどんなものがあるのか… 農業は細かく膨大な知識を必要とする。それを間違えば出来る野菜も出来ない。私も芽を吹いたイモをもらって庭に植えたが(^^)、肥料が足りないのか出来たイモはカスカスし、蟻に食われ、その後次々枯れてしまった。若者に土地やってカネやって「さあ農業しよう!」つったって、やり方を教える人間がいなければどうにも出来る訳がない。まずは、最低限必要な「農業の基礎知識」を実践で教えてくれる学校を作るべきだ。農大みたいに本格的でなくていい。試験はない。年齢も経験も問わない。授業料は実費だけ。ともかく「食えるものを作るのに、最低限必要な基礎知識」のみを教えればいいのだ。あとは、政府の力で休耕田や農具を提供する。ある期間は無償とか、収益が上がれば有償とか、その辺のやり繰りは工夫すればいい。農協にも全面協力させる。なんたって農業を「教える」だけなら、体力の落ちた高齢者でも経験さえあれば出来るから、高齢雇用対策にもがぜん貢献する。(^^)こんないい案はないぞー。「都会暮らしのあんたが、破産したあといきなり農民になれ!と言われたら、取り合えず何が必要か」…現場の発想はこういう所からしか生まれない。可哀そうにと言って握手して回るだけなら上から目線に過ぎない。ニラの一本も作ってみろ。肥料には米のとぎ汁がいいんだって。(^^)

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