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2011年2月20日 (日)

花火は一瞬の幻…

いやー、この話は実はもう周辺状況をほとんど忘れてるんだ。(^^)まだ結婚はしてなかった。某漫画同人会Sグループのメンバーも若く、その頃は海に山に、何かにつけて大人数で行楽に動いていた。…あ、人数は減ったが、今でも独身のメンバーは行ってるらしい。

その夏は伊豆の海だった。メンバーに別荘を持っている恵まれた人間がいて、毎年夏になると集団でそこへ押し掛けていたのだ。海でどう遊んだかは覚えてない。…目玉企画は夜だった。今回は、浜辺で力を入れた花火大会をしようというので、昼のうちに大量に買い込んであったのだ。何と言っても、住宅のある街中ではそんなにでかい筒物やロケット花火は使えない。しかし広い浜辺なら火の玉飛ばし放題、というわけである。あれがいい、これがいいと…そうだな。当時で6000円分くらい買っていた。期待を持たせる、ぶっとい筒の打ち上げ花火もあった。包みでは間に合わないので、大きな紙袋に全部入れて持って帰り、夜になるとそれを浜辺に持ち出した。

メインイベントの筒物は後回し。まずは小さい物から前哨戦を始める。普通の手持ち花火や、地面に置くタイプのネズミ花火の類もある。私はオクビョーなのでスタンダードなのをやってたと思う。(^^)メンバーは当時でも立派に大人だったが、もう大はしゃぎ。…やがて誰かが「プロペラ状の花火」に火を点けた。調べたら名称は「とんぼ」と言うらしい。二枚の、ちょっとねじれた紙の羽が付けられた小さな筒花火で、導火線に点火すると火薬の勢いで飛ぶと同時に回転し、竹とんぼのように舞い上がる。これがまた良く飛ぶのである。…びょーん!わー飛んだ飛んだ…え?

角度が悪かったのか、とんぼ花火は低空飛行し、近くに置いてあった「花火の紙袋」の中に見事スッポリと飛び込んだのである。

誰かが「伏せろー!」と叫んだ。…次の瞬間。どぱぱぱぱ!ぱちぱち!ヒューンヒューン!と袋が大爆発し始めた。浜辺はマインスター状態。色とりどりの花火が一気に燃え上がる。時々、うまく上を向いていた筒物からヒューンと火の玉が空に飛んでいく。…一同呆然。ある意味キレイ。6000円の花火は、1分も経たないうちに全部灰になったのであった。

最近はもう花火もやらなくなったなあ。大人になったから…と言うより、人間一度すごいものを見てしまうと、それに及ばない物では満足出来なくなるからかも知れないな。(^^)

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