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2011年3月20日 (日)

昔々、ある所にカラーテレビが…

さすがに昭和初期のテレビなんて知らないが。(^^)物心付くか付かないかの頃、家中がテレビの事で大騒ぎしていた記憶がある。…その当時は真空管の、おっきな箱型の白黒テレビだった。もちろんリモコンは無いからチャンネルは手でカチカチ回し、スイッチを入れても暖まるまでしばーらく画面が映らない、あれ。それが壊れ、映らなくなったというのだ。調べてみたら、故障の原因は…ネズミだった。(^^;)テレビの内部にはかなりの隙間があり、おまけにいつも暖かいので、中にネズミが巣を作り、オシッコこいたのが原因だったのだ。まあ牧歌的と言うか何とゆーか。

別にテレビそれ自体は珍しくも何ともないが、白黒からカラーになり、小さくなり薄くなり、プラズマや液晶が現れ、地デジ化し、3Dが登場し…形態や機能はどんどん進化していく。でもやはり、白黒からカラーに変わった時のギャップが一番大きい。確か田舎にいた頃、初めてカラーテレビを目撃したのかな。近所のお金持ちのおばさんちが村で一番早く導入した。特に用事もないのに遊びに行って、カラーテレビを眺め「へー」とか感心したりして。(^^)…その後、町に戻ってもカラーはなかなか買ってくれなかった。確かにカラーは羨ましかった。移行期にはカラー放送と白黒放送の両方をやっていて、カラーの番組は画面の隅っこに「カラー」と出る。あれは「えっカラーなのにまだ白黒で見てるの?」というアオリだよな。(^^)地デジ化してないと画面に「アナログ」と出るのと同じ。

その当時…あまり記憶が明確じゃなく、家で見たのか、店で見たのかも覚えてない。…が。「おたくの白黒テレビをカラーテレビに!」というアイテムがあった。何かというと、これが色の付いた透明のアクリル板みたいなの。(^^;)つまり…サングラスと一緒。白黒テレビに被せると緑なら緑、赤なら赤の一色だけ色が付く。それカラーテレビじゃないからー! カラーテレビってのは色んな色が出るやつだからー!…と子供心に思ったが、庶民はそんなんを買って見たりしたんだな。「なんか違う…」という気持ちを一生懸命抑えながら。

余談。(^^)やがてうちもカラーテレビ(すげー小型だった…)を手に入れ、人並みにカラー放送で育った。でも上京して四畳半で独立した時は、さすがに親のテレビを奪って持って来る訳には行かなかった(^^)から、現地のリサイクルショップで小型の中古テレビを買った。1万くらい。もちろんカラー。もういちいち「カラーテレビ」なんて呼ばない訳だが…これが中古だけの事はあり、そのうちカラー調整がおかしくなってきた。だんだん全体が黄緑色に偏って来る。始めは「やや」だったが、だんだん酷くなる。そのうち赤も肌色も分からない、単色の真緑状態になる。…どっかでこんなの見たような。その時、あの「色板を被せただけの偽カラーテレビ」の事を思い出したのだった。結局それに戻ってしまったのかなー(T^T)とか思い。私が「緑しか出ない」と文句を言ってたせいか否か、中古テレビはやがて画面の一部に「赤紫色」が被るようになってしまった。…緑と合わせるともう茶色。(^^;)見てらんない。その頃から私は…テレビ嫌いになった。今の液晶なんかの画面は、そんなたまげた壊れ方は決してしないんだろうけどな。技術がいかに進歩しても、それを買えなきゃ意味がないというお話でした。(^^)

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