カテゴリー「グルメ・クッキング」の記事

2008年2月11日 (月)

餃子無間。

例の毒ギョーザ騒動以来、手作りギョーザが大ブームだそうだ。そんな今、手作りギョーザをやってしまってはいかにも「流行に乗せられた」感じでカッコ悪い。(^^)と思ったので、私はやらないつもりだったのに、同居人やまくんが泣きながら「ギョーザ~」と要求してきた。仕方ないから結局作った。なんか…「え、やまさんちはまだ冷凍ギョーザなんですかー」と会社でいじめられたと言っている。そうか、子を持つ母親の間でもこういう現象が起き、「やっぱり手作りよねー」なんて会話が交わされ、ブームを煽ってる側面があるんだなと良く分かった。子供の間でも「うち昨日は冷凍ギョーザだった」なんて言ったら「え、お前んち冷凍なの。毒入ってるのにー」という展開になるわな。いじめられるかも知んない。意地でも手作りを要求するわなきっと。…ちなみに私が買った冷凍ギョーザは安売りしてた味○素の国産だー。(- -)罪は無いと思うぞ。

で、うちでやった手作りギョーザのレシピ。①キャベツを何枚かゆでる。②ゆでたのをニラ、白菜などと共に細かく刻む。刻んだら水気を適度に絞っておく。③野菜5・5対豚ひき肉4・5くらいの割合で混ぜ、にんにく、ショウガをたっぷり加え具を作る。経費節約のため薬味はチューブ入り。(- -)少量の塩、コショウ、醤油、酒なども加えた。④先にフライパンに油を敷いておく。⑤市販のギョーザの皮に具を包む。まず小鉢かボウルに水を用意。皮の中心に少量の具(多いと破けるぞ)を丸く置き、周囲の皮の余り部分を半周、水を付けた指でなぞってから二つに折り畳んで接着。次に畳んだ皮の余りに、また半周水を付け5~6個の蛇腹に折ってしっかり密封。水を付け過ぎると皮が融けるので注意。。別に「ギョーザ作り器」なんていらんと思うけどな。器に置く方が面倒だ。⑥作ったギョーザを、フライパンに敷き詰めるように置く。⑦火を付ける。温まってジューと言い出したら、フライパンにギョーザ1/3が浸かるくらいの水を注ぐ。強熱してそのまま蓋をし、蒸し焼きに。しばらく強火、そのうち弱火にする。⑧水気が飛んだら(音で判断)、蓋を開けギョーザをフライ返しで引っくり返す。下に焦げ目が付いてるし、このままでも完成なのだが、両面焼き色を付けたければ。⑨完成。しくじる可能性があるので、私はハネまで付けない。(- -)

しかし手作りギョーザは面倒である。手間が掛かる割にメインディッシュにはならんし。何が嫌って…野菜の分量が多いので、どうしても具が余るんだ。市販のギョーザの皮パックって結構枚数が少ないよな。ギョーザの具は野菜が多過ぎてハンバーグに転用し辛い。(焼くと解体する)で、余った具を片すため仕方なくまた皮を買ってくる。そしたら今度は皮が余る。その皮に包む具を…とやってると、下手するとギョーザ無間地獄に堕ちるのだぁ。(T^T)皮は新鮮なものを使わないと冷蔵庫ですぐ固くなるしな。(皮まで手作りする気力はないぞー。小麦粉に塩と水を加え、短い麺棒でああしてこうするのは知ってるが。テレビで見ただけ)今回、残った皮は納豆でも包もうと思う。(- -)お菓子にでも転用できる方法がないか、今考えている。

元々うちは中国産は神経質に避けていたし、冷凍食品もほとんど使ってなかった。こういう事態になったからって、別に生き方を変える部分はない。でも、ここまで嫌われると…なんか冷凍食品が可哀そうになってきた。すべての冷凍に罪がある訳でもないのに。でも「中国産」を可哀そうだから許そう…と言い切る勇気はまだないな。ちなみにハチミツはほとんど中国産。(国産は高い!)あと、困るのはウーロン茶だ。国産ウーロン茶ってあるのか… もう「生茶」「濃茶」とかしか飲んではいかんのだろうか。(T^T)

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2007年2月27日 (火)

君も泡立ててみないか

Chiffoncake_2 ←先日焼いた、紅茶のシフォンケーキでやす(^^)。私だって、いつも社会とかの堅い事ばかり書いてる訳ではないのだぁ。以前焼いて、ぺちゃんこになった苦い経験から、ずっとリベンジを考えてたのだ。今度は大成功したのだ。嬉しいのだ。(^^)ぺちゃんこになった原因は、冷ます時上下そのまんまにしてたせいだと分かった。シフォンケーキは柔らかいから、引っくり返して冷まさないと自重で沈むんだね。でも、テレビのお菓子教室なんかで見ると、ちゃんとシフォン冷まし用の引っ掛け台みたいのを使っている。もちろんうちにはそんな立派なものはない。大体、シフォン用の蛇の目型が金属でなく、百円ショップの紙製の奴なので引っ掛けられないと思う… 仕方ないので、ちょうど直径が同じくらいのグラタン皿に端を引っ掛け、浮かせて伏せたの。これは成功!だったんだが、ちょっと蒸気がこもって水分が抜け切らなかったね。でも、それがまたシットリな感じで美味しかったので良しとする。知り合いの奥さんにおすそ分けしたら、喜んでなんと、お寿司を持って来てくれた。(注・お寿司屋に勤めてる人)そんなつもりじゃなかったので申し訳ないが…素直に嬉しい。(^^;)ゞ

昔から不思議に思ってるのだが、どうして日本の食文化では、こういう「ケーキ」や「パン」が発展しなかったのだろう? 麦は昔から作ってる筈なのに。練って煮るだけなんだもんな。もちろん小麦はそのまま水溶きして焼いたって美味くもなんともないけど、空気さえ含ませたら柔らかく、食べ易くなる。イースト菌が無かったら、卵を思い切り泡立てて混ぜれば膨らむわけだけど。卵も昔は高価だったからかな。…ちなみに、ケーキに使うメレンゲを泡立てるのは、電動の泡立て器がない限り、本当に体力仕事で大変である。実は夜始めたので、泡立てだけで夜中まで掛かってしまったのである。私は一応、電動ではないが、歯車式手動のちっとは楽できる泡立て器を持ってるので、どうにか作ろうという意欲が沸くが、こんなんふつーの(あの涙型の)泡立て器でやったら腕つります。夜、一人でゴリゴリ泡立て器を回してると、「昔の主婦もこうやって味噌すったりしてたのかな」などという考えが沸いた。昔の主婦は、家事だけで人生の時間の大半を消耗したから、不倫だの夜遊びだの子育て放棄だのをしてる暇は無かっただろう。人間の手間が減って余暇が出来た分、人間性が…上がらず下がっている気がする昨今。ひょっとして、そういう風に崩壊した家庭ではみんなで味噌すったりワラジ作ったりすれば一家まとまって仲良くならんかな?…そういう訳にもいかんか。

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2006年1月 4日 (水)

これが驚異の8段重

osechi  ま、そんな訳で…どうにか明けましたおめでとう<(_ _)>。やっと正月ノルマを全クリアしたのだぁ… そう、私にとっての正月とは、主に「同居人の実家に帰省しておせち+正月料理を作る事」に尽きる。今年はギリギリ30日に帰ったし(千葉→伊賀上野なので移動で丸一日潰れる(^^))、ようやっと大晦日に買出しに出たって、この寒波で野菜が異様に高く、スーパーをあっちこっち物色せねばならなかったから…買い物終えて帰ったら夕方の4時。そこから鬼のよーな突貫作業でおせち製作大会。ハッキリ言って除夜の鐘鳴り終わっても作ってました。で、なんとか今年も完成したのが写真の8段お重。同居人が喜んで写真撮りまくったので一応載せる。子供がいたら着物の晴れ姿とか撮るんだろうになあ(T^T)… うちが撮りまくるのって料理ばっか…

osechi1 黒豆は市販(^^)。煮るのに二日がかりはやってられん。田作りは高過ぎるのでワカサギ甘露煮に変更。栗きんは好きでないから毎年栗入れるだけ。昆布巻きも身欠ニシンが高いので買う。あと数の子とかの生ものは仕方ないとして、それ以外は全部手作り。

;メイン重内容

一段目 …黒豆(市販) 栗甘露煮(市販) 昆布巻き(市販) ワカサギ甘露煮(市販) イクラ(市販) えび

二段目…えび 手綱こんにゃく 数の子(市販)

三段目…豚の角煮 きんぴらごぼう ?

osechi2  ;サブ重内容

一段目…松竹梅かまぼこ(市販) なます 数の子(市販)

二段目…いかとさやいんげんの炒め物 くわい タラの味噌焼き

三段目…煮しめ(れんこん、高野豆腐、筍、椎茸、和人参、里芋)

osechi3;予備重内容

一段目…さやいんげんとハムのシンジャオロース きんぴらごぼう 辛子マヨネーズれんこん

二段目…えびマヨ 手製伊達巻 ?

なんか忘れたのもあるよーだ…まっいーか。

cake  あー…ついで。←これはクリスマスケーキ製作後、クリームが余ったので材料半分の量でいーかげんに作ったケーキだ。スポンジにはしなびかけていた「ゆず」の汁が入っている。でも、ブランデー染み込ませ過ぎてぜんぜん香らなかったのだ… おまけに作った直後は酒臭くて食えたものではなかったのだ…でも同居人はおー喜びで食ってしまった…

 え?本日はレトルトカレーです(^^)。とーめん料理は手を抜いてやる(^^)。

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2005年12月25日 (日)

チープ・ド・ノエル

noel  今年は色々大変だから(T^T)… 手ェ抜いてケーキは作らないつもりだったのにぃ(T^T)… 同居人がどーしても食いたいとワガママぬかされまして。(普段ケーキ食べない癖にっ)←結局作ってしまったのが写真の物件。ブッシュ・ド・ノエルなんだがなんとなく不気味。実は、今年は極力安く上げるというコンセプトだったので、飾りが「変なもの」で出来ている。文字はあの。スポイトの水を垂らして、字や絵を書いて食う、子供向けの駄菓子「か○まショー」。どーしても細い字が書けなかったので、X'masのsの字がはみ出て下に落ちてます。色付きの物体は、(今でもあるのだ!)あの懐かしいフ○タのわなげチョコさ。つー訳で、今後これを「チープ・ド・ノエル」と名付けたいと思う。うちは同居人が「甘いものアレルギー」なので、砂糖が通常レシピの6割くらいしか入ってない。つまり、卵が粘度が足りなくて泡立ちにくい。だから泡立てにすげー根性がいるのである。ケーキ作るのって体力仕事だぞ。

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