2008年7月 8日 (火)

夢は時間を訴えない

えー、マツモト先生vsマキハラさんの対決まだ続いてたんですね。盗作疑惑。盗ったか盗ってないか、分からない事に意見するつもりは全くないけど、問題の歌詞を聞いててちょっと疑問に思った事を少しだけ。

「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切っては…」(byマツモト先生) これは、「時間をかければ夢は叶う。待たせといて叶わない、なんて裏切るようなマネはしない。だけど、だからと言って『ほっときゃ叶うんだー』とか『叶わないから時間を無駄に過ごそっと』なんて、夢の方から時間を裏切る=無駄遣いするようなマネもしてはならない」…というような意味かな。と思うのですが。

「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して…」(byマキハラさん) こっちの意味、冷静に聞くと良く分からないんだ。分かります? 夢を見てたら、過ごす時間は楽しいから期待は裏切られない…という意味? もし仮にそうなら、「時間も夢を裏切らない」は「楽しく時間を過ごしてたら、そのうち勝手に叶うよ」という意味になるのか? …でもちょっと「楽しく過ごす」=「時間を裏切らない」と取るのは牽強付会かも。それにもし「楽してたら、それでうまくいってハッピー♪」という歌詞なら、教訓も深いテーマも何もないよな。

世間では単に「単語を入れ替えた同じ文章」と受け止めてるむきがあるが、実際は単語の位置が違えば文章ってものは全く意味が別になる。そういう、純粋に日本語の構文としての評価、という視点があってもいいんじゃないかと思っただけ。マツモト先生はアクが強く主張も強いから、作品として好きでない人間もいるだろう。それに比べマキハラさんの詞は耳に優しく、万人に入り易い。でも好き嫌いとこういう問題は別だからね。

ただ、この話が持ち上がるまで、昔よく999を見ていた人間でも例のフレーズは覚えてなかった人が大半なんじゃないかな…というのが正直な感想だ。「そして少年は大人になる」とか、「機械の体をくれる星に行くんだー!」というセリフは頭に響くけど。作家の思い込みって、結構読者や視聴者のこだわる部分とはズレているものなのよ。作者がてきとーに書いた部分が一番ウケて覚えられる事もある。まあ、双方あまりヒートアップしないで解決に向かわれるといいなと思いますね。正邪以前に、作品が裁判の種になる、というだけでファンはげんなりするだろうから。

(あと蛇足・仏教の教えに、こんなフレーズないと思うぞ。大体仏教的思想だと、「夢」という言葉はいい意味にならない。すぐに消え去るはかない現実、とか虚しい栄華の意味になる。だからそんなもの捨てて悟りを目指せ、という事でしょ。「因果応報」も、自分の行いという原「因」が結「果」になって返る、という意味だから、ユメ見てただけで原因を作らなくても結果が出ます、なんて教えはないと思うんだけど。)

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2008年6月24日 (火)

水素は宇宙の基本です

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080623-00000013-maip-bus_all

この記事見ましたー?(^^)マツダが水素ハイブリッド・プレマシーをリース販売開始(の予定)だそうだ。正直いらん心配をしていた。自動車メーカー各社がどんどん新型エコカーを発表しているが、路線はどれも電池自動車。しかしデザインとエンジンに死ぬほどこだわるマツダのこと、「電池」だけはやらないだろうと思ったのだ。私は何度かイベントに参加して、水素RX-8には2回ほど乗った事がある。これはロータリーエンジンを回すのにガソリンと水素、両方が使えるというスグレモノ。走ってる最中に水素に切り替えてくれる。少しも違和感はなく、むしろやや静かな走りになって快適である。しかし!最大の課題は「水素での走行距離」が短い事と、街中に水素インフラが無いことだ。(つまり水素スタンドね)せっかくエコしてもあっという間に水素が切れ、あとガソリン走行、では意味がない。この分じゃ水素の未来は遠そう、今後は「と」の付く会社にやられっぱなし…と思ったのだが、さすがマツダだった。コアな技術にはムキになる。このプレマシーは「水素&ガソリンでロータリーを動かし、それで発電してバッテリーを充電し、結果エンジンとバッテリーモーター両方のパワーで走る」…というとんでもないシステムなのだ。まさかロータリーと電池の両方を生かすなんてなー。今後の課題は(^^;)、やっぱりリース価格だろう。でも、レアメタル使わないと作れない「燃料電池車」より安く付くのは確か。

知らない人もいるだろうから一応解説。燃料に水素を使う場合、レシプロよりロータリーの方が格段に有利なのである。何故ならエンジン内部の構造が違うから。レシプロエンジンはピストンが並んでいる。このピストンの筒の空間に混合気(つまり燃料。爆発するガス)が噴射される。同じ空間には点火プラグも突き出ているので、それで点火。爆発で筒内部の空間が「ぼんっ」と広がり、ピストンが回り始める…という構造。しかし水素はあっという間に燃える…つまり燃焼が早い。なのにレシプロはプラグのある部屋に直接「危ないガス」を吹き掛ける事になる。結果、色々不安定になって危ない。これを防ぐために水素を薄めると…出力が下がる。しかしロータリーの場合、ガスの「吸気」の空間とプラグの空間は完全に隔絶してるので、直接ガスが掛かる事はないのだ。知ってる人は知ってるが、繭型の「ハウジング」という部屋の中で三角のローター(おむすび)が回る構造。つまり常に「分離した3つの隙間」が存在し、その空間もぐるぐる回るということ。この隙間が移動しながら順番に「吸気」「圧縮」「爆発」「排気」のプロセスを繰り返す。隙間がぐるっと回って「圧縮」の領域に来た時、はじめて突き出たプラグと「ご対面」するから、別に危険はないのだ。ただし「水素は圧縮比を高くするのが難しい、だからロータリー回すの大変」というイチャモン(^^)もある。でも…水素で回ってる実物に乗った感覚として、別に大変そうではなかったから、多分解決してるんだろう。

「水素は危険だ!」とか、「水素を作る方が二酸化炭素使うだろ」とか色々な突っ込みもあるので、別に水素万能とは思わないが、様々な知恵を絞れば解決する気がする。じゃー水素よりガソリンはそんなに安全だったのか。「エコ替え♪」とか言って新車に乗り換えたら、廃車の処理でよっぽど二酸化炭素出すんじゃないのか。…言い合いを始めるとキリがない。ともあれ、世間は今「温暖化をなんとかしよう」という共通目的を持ち始めてるんだから、試行錯誤色々頑張って悪い事はないと思う。(アメリカのバイオエタノール計画だけは悪いが(^^)) 今日、テレビで新たなCO2削減技術の話をやっていた。二酸化炭素がよく溶ける液体にこれを吸収させ、地中に埋めてしまうというもの。これは良さそう!…なんだが、地震でも起きて放出しちゃったらパアだ。パア以前に、大気中に2パーセント以上のCO2があると死んじゃうらしい。じょーだんではない。他に「二酸化炭素と石油でとある微生物を培養すると、メタンガスが発生して燃料になる」というのもあるらしい。どれが一番エコなのか、と考える以前に、私は「よくこれだけ色々考え付くな」と感心してしまう。

温暖化が切迫しなければ、あるいはガソリン代が無意味に高騰しなければ、人類もこれだけアイデアを出す事はなかったろう。不景気の中で新技術を開発するのは大変だと思う。しかしあのバブルの時代、カネの余りまくってた時代に、「よし、未来を考えて環境保護に投資しよう」なんて考えたカネモチが何人いたのか。…人間は、あるいは全生物は、余裕があるから進化するのではない。「どーしてもそうしなきゃ生き残れない」という状況になり、追い詰められて初めて真剣に新しい道を探すのだ。今は厳しい時代だが、この厳しさは多分「不幸」ではない。人類が「地球にとっていい生物」に進化するための、歴史の必然ってやつじゃないだろうか。そんな気がしてきたのだ。「私は不幸!」「社会が悪い!」なんて愚痴ってる奴は、多分次の時代に進めない。だからなんとかしよう。知恵を絞ろう。今が進化の時、「トカゲのままか鳥になるか」の境目かも知れないから。

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2008年6月18日 (水)

あるいは闇の終わり

あー…今の若者はミヤザキ事件を知らないのか。死刑囚がようやっと裁きを受けた。悲しいかな、私は震撼した当時の事をよく覚えてる。(- -)たまたまこの異常な犯人が漫画やビデオをたくさん持ってたお陰で、それ以来漫画やアニメ関係者は物すごく肩身が狭くなったから。この事件以降、オタクはただそれだけで犯罪者予備軍のように誤解されたり、白眼視されるようになったのだ。確かに、それ以前もコア過ぎて不気味な人間はいたし、冗談抜きで危なそうな人間もいた。でもそんなの世間にだって一定の確率でいるだろう。基本マニアはマニアに過ぎない。浅いの深いの、元気なの暗いの色んなタイプがいる。なのに「オタク」という言葉で全てがくくられ、特別なニュアンスや意味付けの色眼鏡で見られるようになったのは、まさにこの「ミヤザキ事件」が元凶だったのだ。こいつと、図に乗った偽評論家連中のせい。漫画やアニメは一種の「被差別階級」にまで落とされた。…落とされたんだよ。持ち上げられたんじゃないの。今まで「漫画やアニメが流行ってる」と言われてたのは一種の大嘘。「アキバ」「コミケ」といった、特殊なゲットーの中に追いやられ、見世物にされてただけさ。

元々、自分にない知識を持ってたり、自分の描けないレベルの絵を描く人間を嫉妬してる連中がいた。屁理屈を述べる以外芸の無い人間が。そういう奴らが、とある異常者の事件を契機にしてここぞとばかりに「そうら、漫画アニメ関係者は特殊なのだ。異常なのだ」と定義し、追い詰めて行った。追い詰められる様を20年間ニタニタ眺めていた。私は、当時「闇の最先端」にいて被害を被った当人だから、何があったか一端くらいは知っている。今「某ちゃんねる」に巣食ってドロドロ溜まってる悪の根源もこういう連中の系統だ。自分はアタマガイイと信じ、善や希望を否定するのがカッコいいと思い込み、他人を中傷するフレーズを作り出す事だけが得意な連中。何も知らん世代がそういうクソにネットで洗脳され、扇動されている様を、私がどれ程の思いで眺めてたか分かるまい。漫画もアニメも「普通の物」だったんだよ。というか本来そうなの。最近再放送やDVDを見てるんだけど、昔の漫画やアニメは暗かったですか? かつて美少女=エロなんて発想がありましたか? ガンバに正義が無かったですか? 「フェードイン」や「パイルダーオン」で燃えませんでしたか? 侍ジャイアンツはバカでも男の友情じゃなかったですか?

許し難い死刑囚がつつがなく死刑になった。良かった良かった。なのに、「死刑が多過ぎる」だの「アキバ事件の見せしめだろう」だの…一部マスコミや政治家は、この当たり前の出来事にまで文句を付けている。多分死刑囚達の味方なのだろう。同じような心情を抱いてるんだろう。(^^)としか思えん。これまで「死刑が確定してるのにいつまでも執行されなかった」事の方が余程異常なんだよ。法治国家なんだから。たとえば冤罪の可能性があり、長年主張して戦ってる人間なんかは別に考えるべきだろうが、法務大臣はそういう曖昧な事案はちゃんと執行を避けている。何の問題もない。死刑がイヤならどうすればいいと思ってるのか。問題があるというならちゃんと対案を述べるべきだ。殺人して何の反省もない人種を無期でそのうち釈放し、社会に放逐すべきとでも言うのか? それとも終身禁固にして、国民の税金で食わせ、年取ったら保険料も払わないのに無償で介護してやれと言いたいのか? 対案も出せない癖に批判だけする卑怯さはどっかの党と変わりない。

ミヤザキ事件のせいで、「心の闇」という言葉が使われるようになった。…実は私は、その定義は嘘だと思っている。こういう無差別殺人に走る奴は、不気味は不気味だが「心の闇」なんて高尚なものは持っておらず、単に「心が空っぽ」なのだと思う。持ってれば、専門家が分析すれば「どういう理由でこういう犯行に走ったのか」しっかり分析できる筈だから。むしろ、自分が何を考えているのかすら分からないのだ。事件を起せば、誰か偉い人に「この人にはこういう不幸や苦しみがあったんですねー」とか分析してもらえてステキかも、自分は凄いと思えるかも…その辺が本音なのだ。あれだけ「模倣犯」が出るのを見れば一目瞭然じゃないか。どんなバカでも真似出来るって。「心の闇!」「彼の人生に一体何が!」なんて報道が騒げば騒ぐだけ、そういうバカは大喜びするって事が分からないのか。…分からんだろうな。マスコミも同レベルだもの。

ともあれ、被害に遭った可哀そうな女の子たち程ではないにしろ、私もこいつのせいで苦しめられた人間の一人ではある。だからこの、つつがなくスピーディな(…20年でスピーディですか)死刑執行を歓迎する。秋葉原も追悼の町になった。もう「社会現象」の一言で無法を許す無責任の時代、狂気のごとき偏見と陰湿の時代は終わらねばならない。明るい話題ではないが、彼の死刑執行で一つの闇が消えた。これが闇の終わりの始まりだ。そう信じよう。

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2008年6月12日 (木)

せめて・人間らしく

久し振りの記事です。…あまりに衝撃だった秋葉原事件。しばらくはこれに関してブログを書こうとも思わなかった。知り合いにアキバ常連が多いので、当日は思わず亭主やまくんに連絡を取らせ(みんな男だからね)、無事を確認してしまった。我々だって良く知ってて、必ず通る目抜き通りだものな。幸い、直接の知り合いに被害者はいなかった。まだしも…と思ってたら、後で「知り合いの知り合いの知り合い」くらいの距離の人が一人亡くなった事を知って愕然とした。やまくんの参加してるメーリングのメンバーだったそうだ。別に直接関係は無いんだが…無関係でもない。私はしばらく凍り付いてしまった。

いくらお悔みを申し上げても、こんな亡くなり方では悔やんでも悔やみきれないだろう。今までも酷い事件は色々あったが、この事件は特別だ。犯人が…無意味すぎる。呆れ果てる。悪人として、つまり人物像として考える気さえ起きない。起こした事態の深刻さに比べ、なんて薄っぺらな思考なんだ。どう考えても犯人の性格に問題があるだろう。なのに、この事件は何故起きた?何の責任?どうすれば防げた?…と報道はすぐ「犯人探し」をする。まるで「本人以外の何かが悪い」とでも言いたげに。曰く派遣社員の不遇とコイズミ改革の責任。曰く殺傷力の高い刃物の責任。親の責任。ネット掲示板の責任。ホコテンの責任。じゃ、給料の安い派遣の人はみんな危ないとでも言いたいのか。(しかも、正社員に昇格しても理由もなく辞めてたって話)名人が作った出刃包丁は売っちゃいかんのか。25過ぎても人格は全部親のせいか。掲示板はチヤホヤする人間しか書き込みするべきでないのか。ホコテンはみんな危険地帯か。ふざけんじゃねーぞ。それなら、高校時代か何かの文集に「赤い瞳の少女」と書いてた以上エヴァにも責任があるわな。

あと、「ゲームをやってた」「カーマニアだった」なんて事を強調する報道もあったが、今時ゲームくらい誰だってやるだろ。それと「カーマニア」と名乗るのが正直許せない。車が好きだったというが、絶対あれはカーマニアではない。一度自殺を図ってスポーツカーに乗ってどこかに突っ込み、それ以来車を失ったという話だし、犯行にも使ってるからだ。私は隣に「本物のカーマニア」がいるので良く分かるが、マニアなら愛車を自ら破壊するようなマネは死んでもやらない。車好きとは、ちょっとした擦り傷がついても「がががーん!」と嘆き悲しむような人種なのだ。…車ではないが、とある伝説のバイクマニアの話。転倒した時、自分の体をクッションにしてバイクを守り、バイクは無事だったが自分は大怪我をしたという。その時の彼のセリフ。「傷はなめてりゃ治るが、バイクはなめても直らん」…何かを大事にする人間なんてそこまでケナゲなものだ。犯人は仕事が不安だとか彼女がいないとか、色々周囲の責任にしてるが、あれが仕事にしろ恋愛にしろ車にしろ、「何かを大事にしてた」とはとても思えない。

掲示板に書き込むのが生きがいだったような事も言ってるようだが、たとえば落ち込んだ事を書いて、親切にも励ましてくれるレスが入った時だって…更にひがむ。思いやりに感謝する気も無い。そして非難されたら「そらきた」とばかりに社会に対して凶暴になる。ここまで来ると掲示板持つ事自体がインネンだ。何もかも人のせいにしてインネン付ける以外楽しみがなかった、という事でしかない。もちろん、人間は周囲や社会に影響されて生きている。でも「社会」に人格がある訳ではない。社会は単なる物理現象の一種だ。その物理現象が思い通りにならなかったら生きていけない…というなら、そもそもこの世界に生まれて来るべきではないだろう。空が青いのにも地球が丸いのにも不満がある、というのと同じだ。どうも自分の心、というものを自分で理解したり、調節したりする能力が全く無かった人間のように思える。

心というのは、どこかの誰かが勝手にメンテしてくれるものではないのだ。自分でコントロールしない限り。それの分からない人種が今時増えてるなら…確かに恐い現象ではある。でも、この事件のおかげで「自分で幸せになろうと努力せず、なんでも人の責任にする人間の末路がどうなるか」はっきり示されたかも知れない。人間は、人間らしく生きたいと思っているから人間でいられるのだ。自分らしくありたいから自分でいられるのだ。それを失ったらもはやただの「人型生物」でしかない。報道が何でも政治のせいにするのも、自分の意思より占いやランキングを信じる人間が多いのも、最近はある意味「自分自身を見失う」傾向が強いという事じゃないかと思う。だから、警鐘を鳴らすならそこに鳴らしてください。天は勝手に誰かを世界の王にはしない。たとえどんなに政治が良くても。占いが最高でも。

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2008年5月16日 (金)

人のふり見て…

もう、四川大地震に関する記事ばかり書くのはやめたいのだが、また状況が大きく変わってきたので付け足します。…すごいなあ。日本の救助隊を受け入れ、他の各国にも門を開きつつある。やっぱり中国、この震災で相当内実が進歩しそうだ。災害時に不謹慎かも知れないが、「かつて24万人が亡くなった唐山地震」なんて私は知らなかったし、その頃は文化大革命で海外にはまともな情報さえ伝わらなかったというから… 隔世の変化じゃないだろうか。そんなに遡らなくても、首相がヤスクニに行くか行かないかでしか日本を評価しなかった、コイズミ政権下の空気から考えても状況は一変している。「まだ中国のここが悪いあそこが悪い」と指摘するのは簡単だろうが、北京オリンピックが決まってからの大発展といい、今回の対応といい、国家の変化するスピードとしては「爆走」クラスだ。ちなみに唐山地震の年、日本はロッキードでタナカカクエー逮捕があったという。政治家の汚職が酷かった頃だ。日本も、今は規制法やなんかで汚職はかなり少なくなったものの、今度は官僚や公務員がムダ遣いしまくっている。(^^)中国に比べて進歩したと言えるだろうか?

たとえば海外の真似。たとえば自然破壊。たとえばマナーの悪さ。日本人が思う中国の「嫌な面」は、ほとんどかつて日本人自身が持っていた欠点と同質だ。ただし国土と人口が比較にならないほど巨大なせいか、噴出する「欠点」はその何十倍も大きく見える。日本人からすると、自分達の「悪さ」を拡大して見せられているような感がある。だから反感も強い。いわば近親憎悪だ。最近、日本では親子や夫婦、兄弟といった肉親同士の凄惨な事件が多い。身近な友人を掲示板で侮辱したり。ある意味、今の日本人が一番嫌っているのは自分自身かもと思う。不正行為自体は認められないにしろ、そんな日本人の内面のドロドロまで被せられて憎まれているなら気の毒な話だろう。別の国家、別の民族だが、私には中国は日本の辿ってきた道を、パラレルワールドで「再現」してるように見える。しかも超短期間に凝縮して。日本にも恐怖の弾圧があった。高度経済成長があった。真っ黒な汚職があった。バブルと成金、海外での傍若無人な不品行があった。…そして震災があった。毒を撒く集団がいた。想像を絶する列車事故があった。四川の災害は日本とかなり違うものだが、都市部と山岳地帯がやられているあたり、阪神と中越の状況を合わせたようにも見える。だからこそ日本には、その苦しみで学んだ対策があり、ノウハウがある。助けられる面は多いと思う。

今はまだ人命救助が第一だが、この先、日本で起きた震災後のトラブルも、四川で大規模な形で再現されるのでは、というのも心配である。仮設住宅の不足、車で寝泊りする人が出たらエコノミー症候群、インフラ復旧の遅れ、肉親を失った老人の孤独、地震の恐怖によるショック障害… 緊急事態の時は必死だから乗り越えられた事も、苦しみが長く続くと耐えられなくなる。その全てを政府が対応し、解決するというなら、細やかな気配りや専門的知識、そして多くの立法や機関が絶対必要になるだろう。独裁的な権力構造ではほぼ不可能だ。それでも国民を救うというなら、中国は更に大きく変わらなければならない。どう変わっていくのだろう。それとも対処せずに放り出してしまうのだろうか。大変なのはこれからだ。中国の国際的な評価がどうなるのかも、まさにこれからが正念場だ。

できれば、中国には日本から多くを学んで欲しい。強権の弊害や災害の防ぎ方だけでなく、個人的には薬害や公害の恐ろしさを学んで欲しい。かつてどれ程の日本人が、どれ程無残に人体を破壊されたかを。そして同じ徹は踏まないで欲しいと強く思う。日本の悪い面を再現してはいけない。あと、最近日本で流行の「肉親の殺し合い」や「ストレスだけの無差別殺人」なんかも絶対再現しないで欲しい。他にも…「いじめ」「モンスターペアレント」「育児放棄」「私用で救急車やパトカーを呼びつける」「花壇のチューリップを荒らす」「イヌネコ、カラスなどを餌付けして周囲に迷惑掛ける」「オタクの聖地を作ってパンツを見せる」…等々。真似してはいけない事は山ほどあるので気を付けて下さい。(^^)ほんと、日本は他国を偉そうに非難してるヒマはないと思うな。でも、すでに「ネット誹謗」や「振り込め詐欺」はすっかり学んでしまってるようだし…心配だ。「何十倍、何百倍の悪質さのモンスターペアレント」なんて、想像するだに恐怖以外の何物でもない。

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2008年5月14日 (水)

復興は無限

前回の震災に関する記事の補足。生き埋め9万人、とニュースに出たのでそう書いたけど、後で訂正が入りましたね。ほんとは2万人くらい…って別に少なくないし… これからまた増えるかも…

断層のズレが300キロあったそうだ。東京-名古屋間くらいですか。…凄まじい長さ。やっぱり規模が違う。その間、ずっとプレートがぶつかってジワジワ陸地が移動してる訳ね。震源地に近い場所の映像を見たが、地面になんとなく溝のような物が露出してて延々と続いてる。それが断層だと言っていた。…断層見ながら生活してたの!? よくそんな恐い場所で… 実は地震国だそうだから、昔から住んでる人間は地震対策くらい考えてなかったのかと言いたくもなるが、あまりに規模が大きかったのと、急激な発展で耐震構造のいーかげんな家屋が多かった事が被害を大きくしたようだ。

中国という国には色々嫌な面があるし、地震とギョーザ問題は別だ。でも私は今、この国を非難する気を無くしつつある。もちろん問題は問題で解決を望むが、おそらくこれから、この国は初めて「自国の問題に自国で向き合う」事になると思うからだ。まだ他国の人的支援も断わってるようだし。地震は誰のせいにもできない。問題点を他国が言ったって反感が募るだけだろうが、地震による国内の大破壊、という現実には反感持っても意味がない。直面して解決するしかない。中国人記者の口から「学校が倒壊したのに、政府の建物が無事なのは何故か」という批判的な質問が政府に対して飛んだのを見て、私は正直驚いた。この国、大災害をきっかけに変わるんじゃないかと思った。懸案の聖火リレーも、中止こそしないが黙祷や規模縮小、義捐金の募集といった、お祭りとは色合いの違う物に変更されたようだ。今までなら何が起きても絶対やらなかった事だ。本当は中国は最近酷い物価高で、かなり国内の不満は高まっていたという。一応民主主義国の日本人が、日本政府に不満を持つのと同じような不満を、彼らだってちゃんと持っているのである。ただ言論統制であまり言えなかっただけ。しかしさすがにこの事態を前にしては、もう国民の我慢も政府の統制も効かなくなるんじゃないか。

もちろん、中国政府はそれを一番恐れているだろう。救助の映像や美談の情報が流されるだろう。しかし、現実に瓦礫の山を見、救援が来ない被災地を見てしまった人達にそんな情報操作が役に立つだろうか。これからは中国政府はプロパガンダではなく、「現実にどう対応したか」で計られるのだ。もちろん国民に。…そして、日本人から見ると気の遠くなるような広大な被災地を、しかも壊滅的な被害を受けた被災地を、彼らが簡単に支援、復興したりできないのは火を見るより明らかである。あまりに広過ぎて、全被災地を把握できるかどうかさえ怪しい。阪神や中越なんて、震度や被災面積で言えばこの震災には遠く及ばない。なのに…あれ程大変だったのだ。人々は生き残っても、経済的な問題や病、心の傷で長く苦しんだのだ。まだ復興しきれてない所だってあるのだ。あの苦労の何十倍、何百倍もの混乱をこれから中国は経験する。逃げ道はない。乗り越えられねば体制の維持すら難しくなるだろう。…だから、私はもう「中国」に反感は持たない。「中国政府」には反感持っても、国それ自体には。それをやるのは、これからは中国人自身の仕事だと思うから。せめて人命や人権を尊重する国になるまで。時間は無限に掛かるかも知れないが…

それにしても、震源地あたりの風景はほとんど中国と言うよりチベットだ。一番被害を受けたのはチベット族の人達じゃないか? それなのに、ネットではまだいい気になって「ざまあ」とか書きまくってる馬鹿がいっぱい。こういう人間は、「チベット族の人たちの悲劇を嘲笑って祝っている奴」と理解しておくぞ。(- -)「誤解してた」とか言ってももう認めない。リンクが消えても、書き込みのデータだって無限にどこかに残るんだからな。

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2008年5月13日 (火)

破壊は一瞬

あまりの事に何を言っていいのか分からない。四川省大震災。テレビでは「阪神・淡路の30倍のエネルギー」と解説していた。とはいえ、あの壊れ方は… 元々現地はレンガ造り、石造りの家が多いようだ。しかも映像見たら鉄筋が入ってない。耐震基準も低いらしい。その上ああいう国情、急速な発展の中、手抜き工事で適当に作られた建造物や道路も多かったのではないか。木材の柱なら、倒れてもうまく隙間に挟まって生存できる事もあろうが、大石が崩れてきては… これ以上は痛ましくて考えたくない。

最近の風潮。やっぱりネットで「ざまあみろ」「天罰」みたいな残酷な書き込みが踊る。別に相手が中国だからじゃないと思う。同じ日本人の阪神の被災者にだって、一部では凄まじい嘲笑が浴びせられた。そういう連中は誰だろうと、弱ってると見ればいい気になって踏み付けるんだ。確かに最近の中国の国策は目に余るものがあるけど、被災地は「チベット族など少数民族が多く住む所」なんだけど。チベットをいじめた罰がなんでチベット近辺に当たる? 馬鹿か。この間まで「なんて気の毒なチベット」と騒いでたんじゃないのか。まあ、心無い書き込みへの非難も多くあったし、ネットに居る人間が全部「脳なし」な訳ではないと思う。貧しい地域では、パソコンもネットインフラもなく、よって誹謗中傷も見た事がない人だって沢山いるだろう。

今年に入って豪雪、豪雨、この間の列車衝突事故、そして大震災。この所中国は災害、問題続きだ。なのにこの大災害の四川で、やっぱり聖火リレーをやる予定らしい。非難の声も高まっている。人道的に許されないというが、大体それ以前に予定コースの道は通れるのか、チベットまで聖火を移送する道は残ってるのか、と思ってしまう。まあ中国は広いし、ヘリなども使ってごり押しすれば「不可能」ではなかろうが…そもそも「ごり押しする聖火リレー」なんて物自体が前代未聞だ。オリンピックはもう無理なんじゃないかという懸念も起きている。私も気持ちとしてはそう思う。この災害の救助、その後の復興だけでもどうなるか分からないのに、実はいまだオリンピック工事すら全然終わってないという。大気の不安、食の不安、マナーの不安…に地震の不安まで加わって、一体どれだけの人間が楽しんで見に行くのか。それでも、今日もテレビでは何事も無かったかのように「北京への切符」を掛けたアスリートの話題が上る。他国に高い警備費用を払わせ、周囲の迷惑省みず沿道を赤い旗で埋めて世界をリレーして回ったくせに、国内ではやらないのか…という見方もある。大体、今まであの国の全ての計画や予定がオリンピックを中心に動いてきた。というか、国内事情が付いて行けないのに強引にそう持ってきた。ここで急に「やっぱりオリンピック止めました」となると…それこそ失速どころか、国家や経済が「暴走列車が崖に激突」したような惨状になる可能性もある。引くもなんとやら、進むもなんとやらだ。今までのゴタゴタ全て脇に置いて、素直に「気の毒」としか言えない。日本人には言われたくない、と思うだろうか? そう思うのは一部だろうか?

ただ…地震からまだ1日目で、これだけ状況の掴めてない中で、しかも少なめに見積もられているであろう公式発表で、既に死者1万人以上、9万人以上生き埋め、6万人と連絡が取れず…と報じられている状況には寒気を覚える。しかも肝心の震源地はまだ音信不通のままで。どんな国家であろうと、大災害の時は無条件で国連や各国の救助を受け入れる、という国際ルールは作れないのだろうか。多分無理だとは思うけど、ここまでの大災害となるともう世界規模で動かないと解決できないのではと思うのだ。ミャンマーもそう。これまでも世界のどこかで大災害が起き、国外にはろくに情報が流れず、封殺された例はあっただろう。でも国際的な情報時代になった今、「見なかった事にしてくれ」と言っったって通らない。こっちだってあれだけ色々見ちゃったのに「無かった事にして忘れる」なんてできやしない。自分の国が地震国家なのに、色々体験した後なのに「あれは他人事で自分の身には起きない」と思える程、大抵の人間は神経が太くない。

「国」というカテゴリーには傲慢も覇権争いも裏切りもあるだろうけど、民族や文化の違いもあるだろうけど、全てを失った緊急時の「人間」の状況はみんな同じだ。食料。水。雨露を防ぐ仮住い。トイレ。赤ちゃんにはミルク。怪我人には医療。必要な物だって同じだ。この先地球環境がどう壊れていくか分からない時代に、下らない見栄や利権を求めたり、差別したり、非難し合ったり、ましてや戦争なんて下らない事をする程の余裕は人類にはもう残ってないだろう。戦争なんて歯牙にも掛けない程の規模で、災害は人間を滅ぼせるのだから。助け合うだけで精一杯。そうじゃないだろうか。

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2008年5月10日 (土)

卓球おじさん帰る

コキントーさん帰ったようです。しかし、「友好仲良し!」でしめたかった割に抗議活動はあるわ、パンダいらないとか言われるわ… 公の舞台以外では皮肉な反応が多かったようで。本当なら凄く進展した日中関係!というシナリオだったんだと思う。確かに、コータクミンさんの時は頭から敵対姿勢、宮中晩餐会に人民服で出席し、天皇陛下の前で歴史問題を言いたくる…という恐い展開だったそうだから、10年で180度姿勢が変わったのは間違いない。大した事と言えば大した事。まあ以前から海賊版の問題とか領海問題とか色々あったけど、ギョーザとチベットさえ無ければもう少しこの訪日は評価されてたんだろうな。…しかしこういう展開ですから。ここしばらく中国に関するニュースは呆れるような酷いものばかりで。テレビしか見てない庶民としては頑張ってとも言えない。

でも、主席の正式な訪日に対してそこまで抗議活動するのは、正直どうかと思った。聖火通過の時パフォーマンスするのと意味が違うからな。聖火に対してなら「その政策に抗議」くらいの意味だが、主席に直接抗議するのは「国家自体に抗議」という意味になる。でも、なんたってこの間まで世界中でこの騒ぎだったから、みんなマヒしてますね。「あーまたやってる」くらいの軽い認識。ちょっと聞きたいのは、この抗議活動「ブーム」はいつまで続くのかという事。本気でチベットを心配してるのですか?オリンピック過ぎても多分政策は変化してないと思うけど、それでもやってます? あと、「フリーチベット」とはチベットに高度の自治を、という意味なのか、それとも独立をと言ってるのか。それとこれとは深刻に違うぞ。

ダライ・ラマさんは賢いので、決して「独立を」とは言わない。ちゅーごく政府がそこまで認めるには、今の国家を解体するくらいの動乱がなければ不可能だと分かってるからだ。それに、あんな状況の危ない国々に挟まれまくった地形で…武力を持たない国が自治を維持できるものか。「日本人には、他国が地続きという恐さが分からないのだ」という意見がどっかにあったが、それが正論だと思う。危ない事は中国に任せ、権利だけ保護してもらう方がチベットにはいいだろう。それに、別にチベット問題は今年突然起きたのではない。あちらも長年やってるのだ。北京オリンピックに合わせて大騒ぎにしたのも、かなり計算の上だ。しかもその作戦はアピール効果、という面で大成功を収めてると言っていい。今年がオリンピックでなければ、ちゅーごくがあれ程ギリギリに締め付けている報道管制をすり抜け、ここまで情報が流れたろうか? くどいようだがダライさんは賢い。実は策士で、成り行きの行動はしてない筈だ。ただ人がいいだけの爺さまでは、あんな「生涯亡命」みたいな辛い立場で耐えられる訳がない。そしてその賢さを知ってるが故に、ちゅーごくもあれ程敵意を持つのではないか。…でも、自治でいいと言ってるのに、訳の分かってない極東の人間が「可哀そうなチベットを独立させよう!」と訳の分からない熱血を始めるというのは、多分ダライさんも計算外だったろうな。

あと「人権問題」というのを、日本人は多分誤解している。主に「言論の自由や労働の権利の平等」の事だと思ってるんじゃないか。それもそうだが、私はチベットにとって最も重要なのは「信教の自由」だろうと思う。もちろんこれも基本的人権だ。昔、フジワラシンヤの本を読んだくらいで(^^)私も多くを知るわけじゃないが、あそこの文化、というか生活、人生の全てが本当にチベット仏教を中心に成立していた筈だ。そういう場所で宗教を否定されては全てを失ったと同じ。況や「金持ちになれるならチベット仏教捨ててもいーや」という人間がもし多発したら…たとえ「他の人権」が全て保護され、チベット人がみんな金持ちで自由になったとしても、それは確かに一つの文化圏の消滅なのだ。ダライさんが主張してるのはそういう事だ。単に銃で撃たれる犠牲の事を言ってるのではない。ところが、共産主義は何故か絶対に「宗教否定」だ。何故かは良く知らない。旧ソビエトだってペレストロイカの前までそうだった。だからちゅーごくが「信仰の権利」を認めるのは、完全に共産主義体制を解体し、民主主義国家になった時以外有り得ない。…つまり、一見ただ普通の権利を求めているようで、実はこれは遠回りな革命なのである。「チベットの信仰の自由を認めろ!」と主張するのは、「ちゅーごく、お前共産主義やめろ!」と言ってるのとイコールなんだよ。だからオオゴトなの。書き込みや抗議の映像を見てると、この人達ほんとにそこまで理解してるのかなー…と思う。ちゅーごくが「内政干渉だ」と怒る理由もそこにある。今流行ってるからって、ストレス解消にノリノリで参加してる人は、実はそこまで深刻な革命に参加してるんだという事を自覚してやった方がいい。

まあ、日本人が本気で頭にきてるのは「ふつーは染み込まないギョーザの袋の外から、高濃度の農薬が染み込んだ」とする不条理な主張、これが一番だと思うけど。(で、あの捜査どうなったの?)ちゅーごくのお金持ちは、日本のブランド野菜を高額で買ってくれる。財政難の大阪に遊びに来て大枚はたいてくれる。これからは環境対策に金を掛け、日本の中小企業に出資しそうという話もある。その反面、すでに下り坂で回収できない借金があり、迷惑掛けているという話もある。日本の商品名を勝手に登録したりするパクリ騒動もある。…今ケンカする訳にはいかない相手だから、緊迫するよりは友好する方が大事だとは思うけど… えげつなく厄介な友人を抱えちゃったかも知れないよな。

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2008年5月 8日 (木)

千葉の面積が沈んだのに

うわー。驚くほどミャンマーのサイクロン被害に関するテレビ報道が少ない。ネット記事にしても、「これもフ○ダとパンダが悪いのだ」みたいな八つ当たり噛み付きコメントが付いてるくらいで、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000908-san-int

↑こういう記事にはブログすら付いておらん。ネットは人の国の不幸をエサに自分が政府へのストレス解消したい奴ばっかしか。解説が少ないので良く分からないが、どうも始めは支援物資の受け入れすら渋ってたようだ。さすがに被害が酷いので物資は受け入れたものの、今度は国連の人的派遣に難色を示してるという。大体、情報がちゃんと出されてない。いくら被災直後は状況が分からないとはいえ、始めの報道では死者350人だったのよ。それが今日は10万人かも…て。いくらなんでも落差あり過ぎませんか。支援物資はミャンマー政府がヘリなどで配ってるというが、「家を失った人は100万人」という話だから、どう考えてもミャンマー政府だけで手が足りる訳がない。なのに、この期に及んで国際援助に壁を作っていては。たとえば道路が寸断されていても、日本の震災の場合はバイクが多少使えた。しかし高潮で水に浸かってるとなると、ヘリ以外に物資輸送の手段はなくなってしまう。そんなに大量に所持してるとは思えないし、一国だけのヘリでは間に合わないだろうに。…でも、国家の許可が無ければ自衛隊を勝手に派遣する訳にはいかないんだ。カネだけ出し、物資ばかり増えても移送手段がなければ、集積所に大量に溜まっていくだけ。送る物資の仕分けや必要な物の把握にも膨大なボランティアが必要だから、支援「体制」が整わなければ、モノだけあっても役に立たないのは日本が多くの震災で学んだ通り。フクダがケチで出さない訳じゃなかろう。

大災害の救助に、ボランティア団体だけでなく国家が動くとなると「軍」の派遣となる。無論じえーたいだって「それに類するもの」である。ところが相手は軍事政権。いくら大災害とはいえ、他国の「軍」をつーつーで入れてくれるとは思えない。ましてやミャンマーには色々な国の思惑が絡んでいるようで、チベットの人権問題への非難ほど、世界が一致団結して「助けろ」という声は上げてない感じ。そんなこんなでもめている間にも時間は経っていく。サイクロン直撃が2日夜~3日という事だから、もう5日以上だ。災害救助は始めの3日が勝負。…つまり助けたい側から言うと、悲しいかな何の手も打てないまま始めの勝負には既に負けてしまった後なのだ。被害者数がうなぎ登りに増えていくのも、助ければ何とかなった筈の人まで何ともならなくなるから。現地は猛暑で、おまけに水浸しだから、当然この後疫病などが心配される。更に犠牲者が増えてしまう。今から出来る事だって沢山あるが、何にしても「人」が入れないのでは話にならない。医者は何人いるのだろう。仮設住宅は誰が建てるのだろう。そんなにも国民を救わない政府を、何故変える事ができないんだろう。

ともあれ日本は、災害の時「何とか3日我慢すれば救助が来てくれる」と言うから、色々問題は山積しててもやっぱり幸せな国だ。というより、「おそろしく不幸な国」が地球上にはまだ沢山あるのだ。ネットやマスコミも報道された事を、報道された順に騒ぐだけの話で、「悲惨な所から助けよう」としている訳では全くない。他にも状況は凄まじいのに、話題性がないからほっとかれてる国なんて幾つあることか。今日一番枠を取ってたニュースが「オグリシュン熱愛」と「キッチョー食べ残し」だった時点で…「いーやもう。こんなメディアどーでも」と思ってしまった私である。取り合えず、あまりにサイクロン被害の話題が出てないので、自分の考えられる範囲で記事書いてみました。

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2008年5月 5日 (月)

おまけ・コキコキ試算(^^)

「コキコキ」とは「後期高齢者なんたら」の略です。いや、この制度「廃止!」と野党さんが言ってるので、もし政権変わって廃止になったら、一体システム改変にどのくらいの経費が掛かるのかなーと思って。

またシステム改変となると、まずソフト開発費がかかる。価格は高い低いあるだろうけど、まあ安くて1000万とする。次に役所の数。全国の市町村の数が1811だそうだ。ここに都道府県の県庁入れて47。足して1858。厚生労働省自体の事務所…どのくらいあるのかまるで分からないが、まあ20くらいとして足して1878。一つの事務所に業者が「どうもーインストールに来ました」とやって来て、そこのパソコンのソフトを書き換える仕事したら軽く2~3千万。まあ安く2千万とすると、それ掛ける1878で375億6000万。開発費入れて安めに見積もっても375億7000万。ここに広報や資料、チラシ、書類発送等の経費入れると500億くらいかなー。もーちょっと安い? 高い? ま、どっちにしても大変な浪費。しかも地方が負担かぶる可能性も大。

一度準備してシステム作っちゃったものは、そんな簡単には変更できない。何したって金取られるのが世の習い。だからってソフトだけ地方に配り、「業者に頼まず自分達でインストールするように」と任せたら…そんな恐い事考えたくないぞ。(^^)あのシャホチョーを見たまえ。「あー、インストールしたら20年分のデータが消えちゃったー」「しょーがない、適当に入れとけー」…ならないと言えるか。「システムダウンしました!」「戦後の保険データが全部消えたぞ!」「業者にサルベージを依頼しろ!」「サルベージ料10億!」…有り得ないと思えるか。だから一番安全で経費を掛けない改変方法は、システムはそのままで「天引き金額をめっちゃ安くする」事なのだ。これなら数値を変えれば済む。そんな訳で、思想も理念もなんもなく、ただ「無駄金を使わない」という観点から私はバッポンテキカイカクより、単なる値下げを推奨しますね。ちなみに涙ながらに「1日も早くこの制度を廃止に!」と誰かが言っておられたが、「何月何日までに!」とは言ってないから、その「1日も早い」がいつなのかは今の所誰にも分からないのだった。

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2008年5月 1日 (木)

60億って何円ですかー

突然ですが。10億円て凄い金額、大企業の収入くらい…と思うのに、たった一人の公務員が2年間の競艇でスッちゃえたりするんだよね。こないだの香港のインサイダー取引の利益が500万だそうだ。なんだ競艇の5%かい、と思うと、巨額なお金の金銭感覚ってほんと、ただの庶民には訳が分からない。59兆ってどのくらいかと言うと、59にゼロが12個。(だよね?)「10億円もの無駄遣いが発覚した!」という場合、10億がゼロ9個(だよね?)だから、10年間の道路予算の…1.7%割る1000で、0,0017%…道路予算から見たら目ヤニ程度かい。巨額に関わってる人間がマヒして、「そのくらい大した事ない」と思い込む訳だね。イワシ6本が169円か225円かで深刻に悩む人間には計り難い世界だ。

いや…この間から、「この国の無駄遣いの金を、足りない所に埋めたらどのくらい埋まるのか」真剣に考えてたんだけど、なんせ細かい国家予算なんて知らないし。(^^)こーいう恐ろしく膨大な会計だし。(^^)まるで感覚的に分からない。大抵の庶民は分からないと思うが、最近政治家も分からないんじゃないかという気がしてきた。経済関係の古狸の方や首相経験者なんかは分かるんだろうが、1年生議員とかもいるからね。…「ここのお金が毎日60億も足りないんです!」と言われたら、「そりゃ随分足りないから困るだろうなあ」と素直に思うが、それって本当に凄く足りないのか。ちょっと予算をいじれば何とかなる額なのか。「国交省がそんなに無駄遣いしてるなら、その金を補填すればガソリン税なんか取らずに済むだろ!」と思うのが庶民の人情だが、本当はどーなのか。足りるのか実は微々たる物なのか。特殊法人に補助金出してるたって、毎日出してる訳じゃないだろうしな。

まあ…またガソリン税が上がったお陰で、ドライバーは毎日否応なく1リッター25円払わされるハメになった訳ですけど。ある資料を見たら、日本の車両保有台数は7千万台以上であった。どの車も毎日給油するとは限らないが、仮に半分くらいがガソリンスタンドに寄るとしたら、4千5百万×25円で1リッターあたり11億2千5百万の収入だ。みんな20リッター(^^)として225億ですか。すげーな。ほんとは放置自動車や、ガレージから出て来ない車も多くあるだろうから、実際の給油数はこの10分の1くらいかも知れない。(注・単なる当てずっぽうですからね)それでも日々数十億くらいは国民は税金払ってる事になる。日々ですよ。その財源があって、ようやく国が回ってたのだとしたら、確かにちょっとやそっと無駄遣いを埋めても追いつかないわな。でも、もし道に1万円札でもヒラヒラ舞ってたら、誰でも目を血走らせて拾いに行くだろう。(もちろん私は行く)国民の「無駄遣いしてるなら税金返せよ!」という気持ちはそーいうものだ。「無駄遣いをやめて、本当に国民の役に立つ事に使ってくれるなら、税金取っても構わない」という立派な意見にも、「国民の役に立つ事…私の元に1枚ヒラヒラ落ちて来るとか…」という儚い夢想が込められていない、とは言えない。

「もし」本当に無駄遣いを国民に返してくれるとしても、あっちもこっちも足りない所を全部埋めるのは多分無理だと思うのだ。もちろん私にはちゃんと計算なんかできないけど。だから、「取り合えずどこかだけ助ける」のだとしたら、高い保険料も大変だろうが、まず「軽油だけでも暫定税取らない」というのがいいのではないかと思った。小麦なんかの材料の値上げもあるだろうけど、何でも値段が上がってる大きな原因の一つは輸送費だろう。トラックが安く走れれば、その分全ての物価が(ビミョーにだろうけど)下がるんじゃない。全国民に平等に税金を返すならこれが一番いいのでは。「ガソリン税取りません!後期高齢者保険料取りません!消費税25%!」…というのが、私の思い浮かべる最悪のシナリオだな。(T^T)

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2008年4月29日 (火)

働くおじさんその先は

うわあガスに電気も大幅値上げ? んでもってGW本番前にやっぱり暫定税率プラス原油値上げだあ? 勘弁してよー(T^T)。特に何の能もない日本政府もだが、私はこういう事態を生み出したマネーゲーム野郎共に一番腹が立つだよ。悪の根源は原油高、その原油高の原因はバカアメリカのサブプライムにバイオエタノール。でも日本の怒りなんてアメリカまで届かねーだよ。日本の神々、海外出張してバチ当ててきてくれねーかと思うが、言葉が通じないのでお辞儀して帰って来ちゃう気がするだ。

で…後期高齢者。「年寄りをいじめて許せない!」とか正義面して叫んでる人間が多いが、こうなるといじめられてるのは別に高齢者だけじゃない。もちろん所得の少ない年寄りにも更にしわ寄せが行くんだろうけど、ガソリン使わなきゃ商売できない現役世代が一番悲惨。そういう生産力の部分が滅んだら国が滅び、年寄りだって滅ぶぞ。いや何が恐いって、「このままでは保険料の負担は現役世代に行く」というのが一番恐いの。あんたら「お年寄りがかわいしょー」と簡単に言いますけど、うちなんて保険やら年金やらの天引きで給料半分になってるんですよ。半分。それが「医療費高騰に付きもっと保険料引きます」になったら… もう民主主義国家の労働じゃねーよ。国の保険奴隷だよ。(T^T)

いや、だからって年寄りの少ない年金天引きしても大丈夫って訳じゃないけどね。年金収入が月10万として、保険料が1万5千円くらい、光熱費が節約しても2~3000円、車で買い物や通院しなきゃいけない人だとガソリン代が頑張っても1万円弱とする。ここに医者代がかかる。個人差もあるが、週1回通院で保険を適用しても1万円以上。透析とか金の掛かる治療なら2~3万は上乗せ?(良く分からない、ごめん)その上別の保険料等があったら5万以上は確実に飛ぶ。それでもし家賃も払ってたら…ゴハン代残りません。通院をやめるしかなくなる。そういう低所得者はしばらく天引き免除だけど、しばらくだからなー。

ただ、年寄りと言っても色々だ。無用に大金持ちで高所得者の年寄りもいる。「そんな人いない!」と思うかも知れないが…いるじゃない。政治家という年寄りが。(^^)地方議員くらいだと貧乏だったりするが、国政レベルの人はね。あと元官僚、大企業のOB。年寄りセレブというのも確かに存在する。「年金少ないのに国は鬼だ!」と文句を言ってる割に、可愛い孫には何十万もするランドセルとか平気で買う人も。まあそれは貯金の取り崩しかも知れないけど。75歳以上を、あれもそれも一まとめに考えるのはやっぱり問題だ。でも、正直「後期高齢者いじめない」分「現役いじめる」にされても困るのだ。テレビに出てるような現役は「年寄りくらい助けられる!」と思うだろうけど、その「現役」にはネットカフェ難民とか、ワーキングプアの派遣社員とかも全部入ってるんだよね。そういう連中にまで「見ず知らずの年寄りを助けるため、さあ貴方の少ない収入をもっと天引きしよう!」と言えるのですか。ちなみに、介護の仕事に携わってる人たちも結構ワーキングプアな場合が多いのだぞ。少ない人数で多人数の年寄りの面倒を見、クタクタになるまで飛び回ってたりする。しかも60代以上の人がボランティアで70歳以上の年寄りをケアする、「高齢者の高齢者介護」なんてケースもゴロゴロ。こういう人達を助けるために介護保険料が使われるのは仕方ないだろう。

医療と介護にはお金が掛かる。それはどうしようもない。何故なら重労働だから。徘徊する年寄りの場合は、誰かが24時間体制で常に見守らねばならない。その経費を出すため、なるべく貧乏な人の負担を軽くして保険料を取るなら、もっと細かい金額の立て分けが必要だったんじゃないか。私んちで考えた、「辛くない保険負担額」はこういう感じだ。月収10万以下…月額300円以下 「1月にアイス1個食うと思って我慢してね」 月収20万~50万…月額1000円以下 「ランチ1回食ったと思って我慢してね」 月収50万以上~100万以下…月額1万円以下 「そのくらい大丈夫でしょ」 月収100万以上…月額3~5万 「あんたは払いなさい」 国会議員レベル…月額10万くらい 「お国の為に払え!」 こんなもんでどうでしょう。現役世代がいままで保険料取られまくった上、年食った時保険が効かなくなる…なんて悲劇が起きたら、たとえヨレヨレの病人になってても根性出して暴動しちゃうと思いますよ。ほんと。

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2008年4月28日 (月)

第三者隠れ里委員会

本日、伊賀上野の義母宅から千葉へ帰還しました。いつまでも居られる訳でなし、千葉から伊賀の年金トラブルを解決するのは難しかろう。そんな訳で帰りがけ、ちょっと伊賀の市役所に寄った。

…というか。本当は、「休日中、伊賀上野市の職員は忍者スタイルになる」という噂を聞いたので、是非見学しようと思ったのだ。(^^;)でも、駐車場に入ったら途端に警備員のおじさんに止められ、「市役所に用ですよね?」とチェックされた。GWに入ったので観光客が駐車に来るのだという。千葉ナンバーだし疑われても当然だな。「ええもちろん、市役所に用です」と笑顔で答えて堂々と入って行く夫やまくん。心臓強いなあ。私も「職員見学ですー」とは言えないから遠慮がちに(^^)役所に入った。でも、職員は全員普通の服だったし…このまま何の用もなく帰ると心が痛むので、先日から引っ掛かっていた件を尋ねようと思った。消えた年金記録の件である。詳細は前々回の「うちのねんきん特別隊」の記事参照。要するに、やまくん母が2年間収めた筈の国民年金の記録が消えているのだ。

収めた記録がなく証明できない場合、「第三者委員会」とやらに申請するのだという話は聞いている。どうもあの日の社保庁と役場の態度から考えると、記録が見付かる可能性は限りなくゼロに近そうだ。だからその「委員会」にはどうやってアクセスするのか知っておきたかったのだ。受付で質問したら、とたんに職員のおば…おねーさんの顔が深刻に。そして「記録が無いのはいつからいつまでですか?」と細かく質問してメモし、そのまま奥へ調べに行った。中を覗き込むと、なんか何人も頭を付き合わせて話している。今度は別の場所でまた話している。そんな大騒ぎにするつもりじゃなかったのに。…で、やっと帰って来たおねーさんは一通の書類を手にしていた。それが「第三者委員会への申請書」であった。宛名は…「総務大臣」。えっなんで厚生労働大臣じゃないの!? その上住所も何もない。真っ白な上部、いきなり申請者の住所や名前を書く欄、消えたのはいつからいつまでか書く欄、そして「証明するもの」を書く欄が4つも。あのね。(^^)証明する書類が「ないから」申請するんじゃないですか。4つも証拠があったら社保庁でカタ付いてるよ。あとはホッチキスで「詳しく事情を書く」用紙が付いてるだけ。やまくんが「で、第三者委員会ってどこにあるんですか?」と突っ込んだら、おねーさんは困っていた。どうやら「どこにもない」らしいのだ。というか、「どこかに事務所がある」訳ではなく、仕事が出来たらその都度てきとーな場所で招集されるようなものらしい。…じゃー申請書って誰がどこで管理してるのかな(^^)。総務大臣が自分ちに積み上げてるのかな(^^)。

もっとも、この書類はまだ提出できない。この間役場で頼んだから、まず役場から社保庁に問い合わせが行く。(ステップ1)その次、社保庁が問い合わせを受け、記録がないか調べる。(ステップ2)そして調べた結果がやまくん母本人に郵送される。(ステップ3)その書類を付けてから、この「第三者委員会への申請書」を…取り合えず最寄の市役所へ届け(ステップ4)、更にそれを市役所が総務省様かどっかへ届けて(ステップ5)、「これは審査しなきゃいかん」と思ってもらって初めて…どーなるか知らんが、まあ連絡が来る訳だろう(ステップ6)。私が思うに、まずステップ2で何ヶ月、もしくは何年も掛かるだろう。ステップ4は我々が全力で「だーっ!」っと片付けたとしても、ステップ5でも数週間以上掛けてくれるだろうし、ステップ6が施行されるのは…もー何年先か予測が付かない。実際に審査して「このヒト嘘言ってない」と思ってもらう頃には政権変わってるだろうな。(^^)そう思われる確証もないし。(^^)やまくん母が健在なうちに間に合って、回復する確率はロト6くらいかな。

帰り、もらった書類をヒラヒラさせて市役所を出て来たから、警備員のおじさんも「あーやっぱり用事だったのね」と納得してくれた事と思う。コーセーロードショーとかソームショーとかいう巨大な場所と、山間部のひ弱な老人を結ぶ心の道はかように遠く険しいのであった。

追記・第三者委員会の事務所はちゃんとある、というコメントを頂きました。tama様ありがとうございます。市役所で分からないというのは不思議ですが。

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2008年4月26日 (土)

1円でも返す法案。

♪私に返しなさい/取られる前に/一月止まった原価へと/♪も一度無駄な金を/撒かないために/ただ取りのフクちゃん

…という訳で。(- -)(「魂のルフラン」は一度別のネタで使ったので、これ本宅の替え歌コーナーには載せない)またガソリン上がるそうです。もちろん下がってたと言ったって、野党の反対でなし崩しに税制が止まってただけで、その穴はどうやってどこから埋めるのか、結局具体策も何もないまま。これではなー。いつも「これだけの無駄遣いがある!」「これを使えば埋められる筈だ!」とぶち上げるだけで、じゃあどこの財源をどこに幾ら移して何の値段を下げたいのか、具体的には分からないのよ。浪費を発見するのと批判するのはうまいが、解決能力はないのではないかと思う。だって…いくら「余裕がある筈だ」と言ったって、現実的にそれをシメる法案作るのは大変よ。無駄遣いはあちこちにある。国土交通省のいらん出資、高過ぎる工事費。もしくはモリヤ無き後の防衛省の、浮いた筈の金。国会議員や官僚の高過ぎる給与や退職金。特別会計。大手企業の法人税安過ぎ問題。どこから手を付けるの。いくら捻出するの。いっぺんに全部は無理だろうから1つずつやるとしても、どの部門も「うちは最後でいいじゃん!」と言い出すに決まってる。で、捻出できたらどこに回すの。どこもかしこも高過ぎて困ってるぞ。ガソリン税だけでなく、重量税とか大型税とか。国保に新設の後期保険料に介護保険料。小麦や大豆の高値も補助して下げて欲しいし、酪農も危ないらしい。診療報酬が低すぎるので、お医者さんにも回さなきゃいけない。みんな「うちが一番先!」と言うだろう。本当にこの状況何とか変える気なら、もっと明確な解決の優先順位や方向性が出てた筈だ。

んな訳で、オオタソーリではないが、私も法案を勝手に出そうと思う。(- -)タイトル通り「1円でも返す法案」。それは、政府の無駄遣いが発覚したらただちにその出資を取りやめ、その分を税や保険料の引き下げに即座に回す、という案だ。なんなら「無駄遣い回収口座」を設置して、そこに全部放り込み、口座の金は国民の払ってるあらゆる公金の引き下げにしか使ってはいけない、と決めてもいい。不正が行われないよう、口座の収支は全部ネットで公表ね。たとえば1億の無駄遣いを回収し、それを国民全部に配分したら「国保が1円安くなる」だけだとしても…ちゃんと正確に1円安くする。「そのくらい大した額じゃないから同じでしょー」とは死んでも言ってはならない。1円なら1円、10円なら10円でも結構。とにかく発覚した無駄は全部誠実に国民に返すのだ。どこの無駄遣いから掃除するのかと言えば…いちいち国会に掛けてたらまた時間を浪費するから、首相裁定で(…フクちゃんに出来るのか(^^))、もしくは超党派の国会議員で作った審議委員会で、どんどん手の付けられる所から手を付ける。いつまで経ってもやらないと困るから、「最低1ヶ月に1億以上の無駄削減を強行する」といったノルマを決めてしまう。(もちろんもっと多くてもいいのよ)今まで発覚した分だけで当分はもつでしょ。「もう削減できる無駄はどこにもありませーん」という状態になるには何年も掛かるだろうし、その頃は政界も激変してるだろうから、今から無用な心配はしないこと。

塵も積もればなんとやら。僅かずつでも真面目に下げていけば、少しは世の中息が付けるようになるのでは? 野党の言うように、本当に「無駄金を回せばガソリン税も後期高齢者保険料もタダに出来る」のであれば、この方法でいずれ何かがタダにならねばおかしい。本当にそうなるかどうか、「ある筈だ」ではなく現実にどのくらいあるのか、国民はそこんとこをとても知りたがっている。個人的には、もう政権がどーとかいう話はたくさんなのだ。だって民主党たって、元はほとんど自民党じゃん。政治家や官僚が貧乏しても国民に金を回す勇気があるのかどうか是非見たい。本当は「全国会議員の給与を半額以下、官僚の退職金を10分の1、年金をメタメタにした当時の厚生労働省OBの年金をゼロにして、全部この回収口座に振り込む」という案も付けたい。(^^)国民の生活を考える勇敢な議員の方、どうかこの口座を開設し、率先して自分の金を振り込んで下さい。やっぱり「呼び水」というものが必要だからねー。有名人やTVキャスターの寄付も受け付けます。あの人やこの人はきっとやってくれる事でしょう。待ってますよ。

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2008年4月25日 (金)

うちのねんきん特別隊

わが義母に、ついに来たねんきん特別便。なんか、年金給付がまだの人は返送でいいが、既に年金受け取ってる人は社保庁まで出向かないといけないらしい。なんやそれ。受け取ってる人の方がより高齢だから、遠い事務所まで行くのはより困難じゃないの。何やっても「実情」てのが見えてない役所だな。しかし行くしかない。義母「やまくん母」(縮めて「やま母」)を連れ、家族3人で行って来た。

やま母は伊賀上野在住である。社会保険事務所は津にある。車で片道1時間。正直、「すごく混んで待たされるだろうな。今日には終わらないかも」と思ってたのに、意外にも30分ほどで受付に辿り着いた。それほど人一杯ではないのだ。やま母の場合、役場で入金した筈の国民年金の記録が2年分抜けていた。それを訴えたら、何故かそれではなく、「短期間勤めた2社分の厚生年金の記録が抜けてる」と言われた。やま母75歳。50年以上前にこういう名の会社に勤めてた?と聞いても「覚えてない、忘れた」。そりゃそーだよな。でも、息子と2人掛りであーでもない、こーでもないと記憶を掘り返したら、一社分の「本人の記憶」は回復した。もう一社は…なんか会社の近辺に住んでた記憶がある、というだけなのだが「まず間違いないでしょう」とこちらも認定された。思い掛けなく、記憶の奥底に埋もれた年金が回復した訳である。でも、肝心の国民年金の方はデータがないから、と渋い顔をされた。この2年分は、やま母が元気な頃、遠い村役場まで歩いて収めに行った年金なので本人の記憶は一番確かのなのである。でも記録がない。これも20年前の話なので領収書も何もない。記憶に無いものが復活し、記憶してるものが還らないこの不条理。多分無理だろうと言われながらも、確認のため年金を納めた村役場へと引き返す。

役場で応対してくれたのは若い女性職員。絶対20年前の事なんか知らない年頃。聞いたら、十何年前かの合併の時、全ての年金記録は社保庁に渡したんだそうである。で、「古い帳票は捨てていいよー」という事なので捨てたと。その時、この役場のデータは社保庁がちゃんと(^^)把握して管理(^^)した筈だと。んな事言われてもねーー。してたら今頃こんな騒ぎになってる訳ないんで。一応「こういう筈」という書類は書いて渡した。役場から社保庁へ問い合わせ、返事が来たら知らせてくれるという事だが、見込みは薄そうだ。当時の職員がポッポナイナイしてたらこの世の誰も記録してるまい。

なんかねー。消えた年金記録を全て復活するのは、事実上不可能だという事が良く分かった。社保庁のミスなのに国民に出向かすとは何事だ、そっちから来い!…というのは理屈だが、現実あの疲れ切った僅かな職員達が、車で数時間の家まで含め、全加入者を回るなんて出来っこない。それに、実は年金の消された大半の人がすでに疲れ、あきらめ、あるいは本当にどーでもいいと思って、いちいち記録回復の為に動かないだろうと思うのである。今日の社保庁の混まなさ具合は偶然かも知れないが、始めの特別便の時大半の該当者が「問題なし」と書いて葉書を返送したこと、うちの75歳が「遠方まで移動し、昔の事を思い出しただけで疲れ切って寝込んだ」(注・もう起きたよ)ことを考えても、「政府と社保庁はけしからん!」と怒る事は怒るが、だからって自力で何とかしようとする程の情熱を人はもはや持ってない気がするのだ。社保庁がデタラメで年金加入者にやる気がなかったら、マスゾエ一人が必死になってもどうにもならん。

人間の記憶はいい加減である。人生の楽しかった時代は、それがたとえ数年でも鮮明に覚えてるが、不本意で不幸だった時代は数十年間でもろくに記憶に無かったりする。あの頃は仕事も充実し、稼いだ分しっかり収めたのだから絶対記録は取り返せ!と自信たっぷりに言える事もあるが、あの頃は雑な仕事してたのに不当に給料貰い、天引きされてただけだから、そんな記録無かった事にしていいですよ…と弱気になる事もある。中には複雑な事情で、当時の記録が判明したら困る人間だっているだろう。でも、そういう個人的な記憶のムラに関係なく、正確に金勘定して受け取るべき額を配分するのが役所の仕事だ。その「正確な筈の」役所がデタラメで、いい加減な国民に正常化を頼んだって無理に決まってるのだ。そういう難しい事が分からんから役所に頼んでたんだろ!…という話。でも、現実に社保庁行ってみて思ったのは、「それでも出来る努力はしといた方がいい」という事だった。思い掛けない落し物があるかも知れない。最近「自分史」を書く人が多いと言うけど、人生って長く生きると結構忘れてる事が多そうだ。それを社保庁が知ってて自分が知らないのは悔しいんじゃない。

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2008年4月23日 (水)

自分で調べた範囲。

いーかげん、このアクセスの少ない「コキコキ制度シリーズ」の記事を終えたいんだが(^^)、亭主やまくんの母のお陰で色々実地学習したからレポートします。今、伊賀上野に来ている。骨折で入院していた「やま母」も、リハビリを終え明日めでたく退院。実はこちらに着いた時、それまで無人だった「やま母」の自宅にどっちゃりと封書が届いてたのだ。母とは言え個人情報なので全部は開けないが、その中には「後期高齢者保険証を届けたが不在なので、市役所で預かっている」というお知らせもあった。伊賀上野では送付のトラブルはなかったようだ。明日病院に提出しなきゃいけないので、今日市役所の保険課に受け取りに行った。

こっちでは、封書を裏からめくると挟んである保険証がポロッと出て来る、という形式。裏面がビニールコートなだけの、やはり紙ぺらの小さなカード。…なんと期限が今年の7月になっている。8月から切り替えだそうだ。なんてせわしない。うちの場合は扶養家族じゃなかったので免除や減額はない筈だけど、4月15日に最初の引き落としがあった。8月に保険証切り替え。で、低所得者の場合10月まで免除、その後来年3月まで1割負担だよな。その際、年金から引き落とされない人の保険料入金は、役所から送られて来る振込用紙で最寄の金融機関で行うのだが、この時一回手続きすれば、あとは口座振替にする事もできるらしい。…で、これお年寄りにスッと分かります? わしらだって既になにがなにやら(^^)なのに。周りに細かい手続きを手伝ってくれる人間がいなきゃ、孤独な年寄りにこれ全部理解して勝手に手続きしろ、は酷だぞ。

病院の受付に「担当医制度」のお知らせチラシが積んであった。4月から担当医の紹介状がないと、初診で3000円上乗せと書いてある。…えええー!何それと思って聞いたら、「大病院に初診で来る場合だけ」紹介状がいるんだという。ちなみに大病院とは、病床200床以上の病院を言う。つまり、具合が悪くなったらまずその辺の町医者に行く。で、「うーんこれは大きな病院で診てもらった方がいいね」と言われたら紹介状を書いてもらう。書いてくれた先生が担当医。その紹介状があれば普通に大病院で受診出来るが、ないと初診料が3000円プラスになるよ、という制度らしい。つまり患者一人一人に掛かり付け医を作るため、「担当の先生を決めてねー 決めないと3000円取っちゃうぞー」という罰則みたいなものなのか。なんてぇ意図の分かりにくい制度だ。別に、町医者へ行ってから大病院というのは普通のパターンだから、普通に病気すれば「普通に受診して、ちょっと一手間、医者に紹介状も書いてもらう」だけで済むが、「近所の町医者がすでに廃業して、いきなり大病院に行くしかない」場合はどーするの。最近そういうケース多いのよ。救急車で大病院に運ばれた人は? 掛かり付け医を作る事と3000円の関係は私にはサッパリ分からない。病院の受付さんも良く分からないという顔をしていた。

どうしてこんな分かりにくい制度を政府は説明して来なかったのか。マスコミもゴシップに狂喜乱舞するだけで、こういう肝心な事を報道しようとも、その前にちゃんと勉強しようとも思わなかったのか。「こんな制度はやめるべきだー!」と今頃演説したって、引かれる物は引かれるのよ。やめるんならまたシステム改変しなきゃいけなくなって、更に訳が分からなくなって、事務手続きの混乱だけで保険制度は崩壊しちまうよ。ばかやろー。先にちゃんと当事者に優しく解説しろ。それから、75歳以上の年寄りが家族にいないのに、推測だけでてきとーな情報を垂れ流してるバカマスコミをなんとかしろ。そいで、本当に生活が苦しくなった人たちがいないか自治体が総力挙げてチェックし、いたら助けろ。暫定税の停止でその為の金が無いなら、悲しいが(T^T)さっさと税を復活して交付金を回せ。ただし、願わくば「福祉特定財源」とでも銘打って、この騒ぎが収拾付くまでいらん事に使わないで欲しい。

「このままでは保険料が上がって生活できない」と思い込み、無理心中してしまった高齢者がいると言っていた。その人たちは実は低所得なので、当面保険料の上がらない立場だった。ちゃんと知らせなかった政府も悪いが、「姥捨て山です」「先行き真っ暗です」「お年寄りの切捨て」と悲観的な顔で責めまくり、死ななくていい人達を追い詰めて殺した責任はマスコミや野党にはないのか。しれっとしてどっちでもいいアメリカの大統領候補ばっか流してんじゃねー。私は、この制度のQ&A番組の制作を政府とテレビ局に強く要求する。クイズマンくらい分かり易いの。地デジの宣伝にあれだけのタレントとギャラと時間が使えるなら、そのくらい使う金はあるだろう。

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2008年4月21日 (月)

テレビを当てにしない範囲。

後期高齢なんたらについて市役所の方に聞いてみた。しかし、この記事アクセス少ないだろうな。何故ならもはやテレビでさっぱり取り上げてないからだ。既に話題はGWにリョーくん。どうして急速に政府批判がしぼんだか? 多分、本当に東京23区や豊かな自治体以外では保険料が下がってるからだと思う。聞いたら、うちの自治体でも下がったらしい。気になってた「扶養控除」や「扶養手当」も別に無くならないんだって。…下がるんならいい制度なんじゃないの? でも、今まで政府を叩いてた関係上、テレビは「いや、下がった所も多いですね」とは言えないだろう。だからきっとニュース関連はしばらくこの話題を避けてリョーくんやマオちゃんに走るだろう。

一部では上がったって言うけど、それは元々うちみたいな地方の貧乏自治体と違って、都民等金持ち自治体が優遇されてただけの話か。要は「年金が減ってるショック」と「年金記録問題が解決してないのに取るのか」という好感度の問題ね。いや、もちろん記録問題はちゃんと解決してくれなきゃ困るけど、本当に高齢者の「犠牲」が出てたら、もっと調子に乗って叩きまくる筈でしょテレビって。なんたって与党批判さえしてたら視聴率上がるんだから。まだまだ分からない事があるから断言はしないが、これでもし本当にいい制度だったらどーするのだ。「姥捨て山!」「なんて極悪非道!」とやりまくった責任は誰が取る。…取る訳ないよなー。テレビなんて世間に誤解を撒こうと、しれっとして事件ネタや芸能ネタでもやってれば誰も追求に来ないんだから。そう言えば「リョーくん過剰報道」や「不二家過剰批判」で問題になった番組も、キャスター責任取らないままだし。それでも、「いつもテレビに出てるお馴染みの人だから」と視聴者は信用し、庇うのである。何かと責任追及されて叩かれる政治家に比べ、言いたい事言って間違っててもお咎めなしの人気者とは、ほんとキャスターっていい商売。

例の聖火リレー問題も、中国人がかなり怒ってるという事が分かって批判がぐっと下火になった。空気読んでるって事ですか。あの件で「車椅子の少女が襲われた」という映像を中国は誇らしげに繰り返し出している。襲った人間が中国側のヤラセ、という噂もあったが検証はされてない。それ以前にチベットで何が起きたか一切報道せずこればっかり流してりゃ、そりゃ中国人の怒りにも火が付くわ。メディアさえ握れば世論操作なんて簡単なもんだ。その伝で行けば、後期高齢…長いから「コキコキ制度」と略していい? コキコキ制度の批判の為に、「年寄りは早く死ねって事なんだろ」とのたまう同じお婆さんの映像が繰り返し流れてたが。多分東京23区の人ね。大体テレビの本局なんて東京にあるから、近所でインタビューすれば「保険料上がった」という人ばかりなのは当たり前。それで辛い状況になる人がいるなら、今まで通り東京都が低所得者に補助金出せばどうかと思うが、多分出ない。第一に、今暫定税率が止まってるから地方に金が回ってない。第二にイシハラ銀行に出資して金がない。でもその苦情はイシハラに言うべきだな。ガソリン代下がったままで補助金出せと言ったら、その内「東京特定ガソリン暫定税」徴収し始めるだろうけど。(^^)

まあ、ともあれ働けなくなった高齢者がちゃんと生活でき、必要な医療も受けられ、なおかつ私が年食った頃も保険がちゃんと効いてくれればそれでいいんだ。(- -)でも、例えば省庁が本当に無駄遣いしていて、「ムダを省けー!」と叫んだとしても、それが現実に国民の実益に還元されなきゃ何の意味も無いんだよな。「どこそこの○億円の無駄を省いたら、その分石油会社に補助金を出してガソリン代を下げます」とか、「小麦の買い取り価格に出資して小麦の値段を下げます」とか。その為には複雑な法案が必要なんでしょ? 言い合いしてる暇があったら政治家は協議なさいよと言いたい。他に何の仕事もないくせに。

蛇足…いやね。「総理にふさわしいと思う人」のランキングで1位がコイズミだったので、私はあっけに取られたのだ。だからさ。あんたらの大嫌いなコキコキ制度を決めたのがそのコイズミでしょ。格差社会!を作ったのもコイズミでしょ。なのに何。わーかーんーなーい。要は見かけキッパリしてて分かり易くて、好感度高ければ何でもいいのか。しょせん報道は政治中傷バラエティーかい。もー政府さん、好きにしていいですよこんな国。

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2008年4月19日 (土)

テレビで分からん範囲。

えー休日という事で、さっそく懸案の「後期なんたら」の解説をしてる番組がいくつかあったが…やっぱしさっぱし分からん。あえて言うなら「ウ○ークアップ」の「東京23区は全部上がります」が一番分かり易かった。「サ○スク」ではわざわざ厚生労働省の役人が来て解説したが…これが一番分からんかった。基本、役人に物事を説明させてはいかんな。時間の無駄。「これはこうです」「そうです」「違います」といった、断定した分かり易い口をきいてはいけないと思ってるらしい。役所に就職すると「役人口調」の研修とか特訓でもあるのかしら。(- -)

今の所理解できたのは、75歳以上の高齢者で ①今まで国保を丸々、たっぷり払ってた人は比べるとかなり安くなる。 ②ところが75歳以上だと、今までは市町村の自治体が負担してて、そもそも国保が安かったり、払わなくて済んでた町があった。東京などの裕福な大都市はこれに当たる。しかし今度から保険徴収を担当するのが「広域法人」という良く分からない団体になる。こいつは財源がない。だから肩代わりしてくれないので保険料は上がる。 ③今まで「扶養家族」で保険払ってなかった人も払うハメになる。でも、高齢者が扶養家族になってるのは大抵「年金が少なくて暮らせないから」だよな。この所得の少ない人からも取るのか!…というのが一番の問題だ。ただ所得が「かなり」少ないと保険も低額で済むようだし、半年間の免除があるからすぐには取られない。取られるのは今年10月からだし、その後も来年までは9割減額だから1割で済